午前10時30分。 明治大学の駿河台キャンパスに到着。 午前10時45分から約90分間の講義に臨んだ。 講義のテーマは「外交・安全保障」だった。 

 

 明治大学が、この4月から(半期にわたって)「国会議員によるリレー講義」をスタートさせる。 「講師」に選ばれた与野党5人の若手・中堅議員(前原誠司氏、西村康稔氏、下村博文氏、萩生田光一氏)の中で、自分が先頭を切る形になった。 この国会議員シリーズの受講者は政治経済学部の3,4年生。 毎週土曜日、同じ時間帯に行われるようだ。 各議員は与えられたテーマで2回ずつ講義を行うという形式。 来週も「外交・安全保障:その2」の授業をやることになっている。

 

 特に準備もしなかった。 あえて資料も用意しなかった。 自分の半分しか生きていない学生達(=可能性の塊)に「当事者」として政策や政局に関わっている「臨場感」を伝えたかった。 政治家という職業ののダイナミズムを感じてもらいたかった。 90分のうち、半分近くを「総裁選挙の展望」(「なぜ、安倍総理でなければならないのか」の説明)に使ってしまった。 最も話したかった対中関係や対米関係に関する「ニューリアリスト(戦略的国際協調主義差)的アプローチ」や、外交・安保政策における「政策決定メカニズムの変化」に言及する時間がなくなってしまった。 

 

 受講生は100名弱。 90分、ノンストップでしゃべり続けたが、この間、断続的に居眠りをしていた学生は3,4名。 大部分の聴講生は笑ったり、クビをかしげたり、うなづいたり、あきれたり(?)といった「生体反応」を示していた。 人間がひとつの話題に連続して集中出来る時間は20分と言われている。 それを考えれば、「まずまずの反応」だと思う。 それにしても、弾みで「形態模写」なんかも入っちゃったりして…「政治漫談」風になってしまったかも。(笑)(*反省してます。) 事実、講義の終了後にマイクを握った当講座の仕掛け人である安蔵伸治教授が、「前回の選挙で、小泉劇場という言葉が使われましたが、今日の講義はまさに山本劇場でした!」と話していた。 安藤教授とともにコーディネーターを務めている小西徳應教授の専門は「宰相論」だそうだ。 講演の後、2人の教授が建物の玄関まで送ってくれた。 

 

 別れた直後に2人で何やら「ヒソヒソ」と話していた様子(?)だったが…。 「いや、小西先生。 いくら安倍官房長官の推薦とはいえ、人選を間違えましたかねえ。 まあ、学生たちの反応は悪くなかったけど、公開講座じゃなくて、単位制の授業ですからねえ。」「そうですねえ。 小西さん。 困ったもんだ。 来週の2回目は違う政治家に頼んだ方がいいでしょうかねえ。」 万一、2人の間にこんな会話が交わされていたとしたら…どうしよう?!(笑) 明治大学の学生の皆さん! 来週から登場する4人の若手政治家は、緻密で真面目な政界のホープばかり。 私の講義とは違って、適切な資料を基に、産業振興や教育分野の「生きた政策議論」が聞けると思います。 これに懲りず、ぜひ、出席してください!!

 

追伸:

1.4月28日の午後6時から、新曲「チャレンジャーに捧げる詩」の真面目な「お披露目&演説」ライブを都内某所で計画している。 今日の受講生の中で、「ぜひ、新しい政治キャンペーンの可能性に触れてみたい」という学生がいたら、「無料招待」します。 希望者は直接このHPアドレスまで。

2.ふざけた試みだと非難する人もいるだろう。 こんなことやっても意味がないと言う人もいるだろう。 でも、クラシックだろうが、ロックであろうが、ジャズであろうが、ポップスであろうが、歌謡曲であろうが、国籍も民族も世代も一瞬にして超える「音楽」の持つメッセージ力を侮ってはいけない。 少しでも音楽をかじった人間なら、そのことが分かっている。 

 社会的に見れば、アメリカの大統領より、ビートルズのほうが世界に与えたインパクトは大きいかもしれない。 現在、国際政治の舞台で最も影響力のある人物の1人が、スーパーロックグループ「U2」のボーカル、ボノであることは否定出来ない事実だ。 時には、お偉いさんの胡散臭い「演説」なんかより、音楽に乗せた熱いメッセージのほうが、よっぽど国民の心に届く場合だってある。

3.明治大学での2回目の講義では、いよいよ各論(対米関係、対中関係、安保理改革)に入っていく。 もし講義の途中で5名以上の「居眠り」が発生したら、「チャレンジャーに捧げる詩」を歌って引き締めを図りたい。 でも、もしそれをやったら、2度と明治大学の講師に招かれることはなくなるだろうな。(笑・笑) その時は、大学祭のステージを狙えばいいか。(*冗談です!) 

4.3日前のHPアクセス/日は約5000。 翌日も3000近かった。 まあ、いろいろと理由はあると思うが、1人でも多くの人に「直滑降レポート」を読んでもらえるのは嬉しい。 1日あたりの通常のアクセス数は約1500。 ちょっとテレビ出演が続くと2000以上。 そして何か問題を起こした時は5000に達する。 この数値が正しいことが改めて証明された。