午後9時30分。 都内某ホテルのカフェレストランでミーティングの相手を待っている。 ふう。 食べ過ぎて胃が苦しい。 今晩は、景山俊太郎参院議員、吉田博美参院議員と3人で食事をした。 先日、自分がセットした会のお返しということで、景山氏が席を設けてくれた。 景山さんも、吉田さんも、県議会議長まで務めた地方政治の雄。 二世議員の自分にはない叡智と深みがある。 ちなみに長野県選出の吉田博美氏は、「参院自民党の異端児」(山本一太)の数少ない理解者。 青木議員会長率いる参院の平成研にあって、以前から「俺は山本一太のファンだ!」(*買いかぶりではあるが)なんて言ってはばからない。 両氏の県議時代のエピソードで盛り上がった。 やはり県議だった亡父のことをちょっとだけ思い出した。 実に楽しい3時間だった。

 

 さて、「83会」の有志によって行われた昨晩の勉強会(「新政治研究会」という名前らしい)について触れておこう。 一昨日の有楽町街頭の後、上野賢一郎衆院議員からこんなふうに頼まれた。 「今度立ち上がる一年生の勉強会のことなんですが、何人かの先輩議員にテューター(家庭教師)として加わってもらおうという話になってます。 一太先生にもテューターの1人として参加いただけないでしょうか? 発足の会合には中川政調会長をお招きしたいと思ってるんです。」 「いいですよ。 上野さんが言うなら、喜んで!」と答えた。

 

 午後6時過ぎ。 党本部の近くの会場に入った。 大して広くない会議室には、約20名のメンバーが集まっていた。 ルーキー以外は、ええと、渡辺喜美衆院議員、西村康稔衆院議員、松浪健太衆院議員、世耕弘成参院議員…か。 ここらへんが「テューター」というわけだな。 萩原誠司衆院議員から会設立の主旨について説明があった。 ふむ。 出席者の2分の1くらいは知ってるな。 と、ここまで書いたところで、待ち人が現れた。 竹島周辺海域の海洋調査をめぐって緊張の高まる日韓関係について意見を交わす。 「新政治研究会」の模様、本日の派閥総会の様子については、次回のレポートで。