うーん。 テレビかなんかで、「どこから見ても文句のつけようがない、やけにまとまった発言」をする政治家って、実はあまり好きじゃない。(ハッキリ言って、気持ちが悪い。) 今週の日曜日、武見敬三参院議員から電話があった。 日本医師会の会長選挙で武見氏の応援している候補が勝ったという知らせだった。 「いや、山本さん。 もし現職の会長に負けていたら、オレは来年の選挙に出られないところだったよー」と話していた。 ああ、良かった。 武見敬三氏がこのままいなくなってしまったら、(大袈裟でなく)政界の大きな損失だ。 「計算された言葉」を使わない武見さんとか、河野太郎なんかがいなかったら、永田町はさぞかし「つまらない場所」になってしまうだろう。

 

 午前中は参院外交防衛委員会。 ふむ。 ずいぶん長く外交防衛委員をやっているが、こんなにしょっちゅう開かれるシーズンは初めてだ。 自分が考えていたより30分も早く終わった。 すかさず、欠席するはずだった昼の森派総会に10分だけ顔を出し、そのまま午後の日程に向かった。 東京の秘書に電話して次のように指示した。 「派閥事務局に必ず『早退届け』を提出しておくように。必ず、ね。」 森会長の「木曜昼の派閥総会を(正当な理由なく)2回連続で休んだらペナルティー」というあの発言以来、ほとんど欠席しでいない。 ええと、「遅刻届け」は2回ほど、出したっけなあ。

 

 以前のレポートに書いたとおり、4月10日(来週の月曜日)に自民党群馬県連の総務会が開かれる。 ここで「山本一太の公認問題」が諮られる予定だ。 首長選挙を戦っている前県議を除き(余分な迷惑はかけたくない)、総務会メンバー(9割は県議)全員に電話を入れた。 ほぼ100%、本人と話すことが出来た。 真っ直ぐにこうお願いした。 「あ、00先生ですか? お忙しいところ、申し訳ありません。 山本一太です。 本来ならば直接うかがってお願いをしなければならないところですが、国会開会中で帰れませんので、電話で失礼致します。 来週の月曜日に自民党の総務会があります。 ここで私の来年の参院選公認問題が話し合われるとうかがいました。 ぜひ、ご支援を賜りたいと思い、連絡させていただきました。 一生懸命、頑張りますので、よろしくお願い致します!」 

 

 ほとんどの回答はポジティブなものだった。 「ええ、分かってますよ。」「そんなに心配しなくても応援しているから。」「わざわざ電話をくれるなんて、気を遣ってくれて申し訳ないねえ。」 人事を尽くして、天命を待つ。 さて、このままスムーズにいくかどうか??

 

 午前中の委員会が始まる30分ほど前に、笹川たかし衆院議員(県連会長)の事務所を訪ねた。 笹川会長とどんな会話を交わしたかは書かない。 が、公認問題がどちらに転ぼうと、来年の選挙結果がどうなろうと、親分肌の笹川会長にはとてもお世話になった。(*このことは忘れない。)