まさか自分の名前を使って誰かとアポイントを取ったり、自らのビジネスの交渉に使っている人間がいるとは思わない。 が、念のため、もう一度だけ言っておく。 政治家山本一太のスタッフは、東京事務所の3名と地元事務所の7名の計10名。 この10人以外に、給料を払って雇っている秘書はいない。 加えて、個人的なスタッフやアドバイザーなどというのも存在しない。 この10名を除いて、現在、政治家としての自分の仕事やプロジェクトを手伝わせている人間は皆無だ。

 

  あ、そうか。 この数週間、短期のインターンを1名、受け入れていた。 マンスフィールド・プログラムで警察庁に研修にやってきた米国人(麻薬捜査担当のFBIスタッフ)が、連日、山本事務所に顔を出していた。 明日が最終日ということで、東京事務所の秘書も誘って4人で夕食を食べた。 真面目で人柄のいい研修生(?)だった。 流暢な日本語で、「山本さん。 明日から警察庁の勤務に戻りますが、何か出来ることがあったら遠慮せず連絡をください!」と話していた。 9月まで日本に滞在するらしい。 へえ。 ギターを弾くのが趣味だったのか。 帰国前に一度、ライブハウスに「音楽を聴きにいく」約束をした。

 

 さて、本日の昼。 自民党吾妻支部の役員総会があった。 出席した地元秘書によれば、42名の支部メンバーのうち、約30名が出席したとのこと。 吾妻支部として「現職の山本一太を来年の参議院選挙の候補者として公認することを要請する」申請書を群馬県自民党県連に送ることが「全会一致で」決定された。(*生まれ育った故郷の皆さん、ありがとうございました!) ほとんどの役員には、事前に「お願いの電話」を入れておいた。         

 反応は予想以上に温かかった。「一太君、必ず通すから心配しないでいいよ。」「現職の山本さんの公認を申請するのは当然じゃないか。」「一太さんの活躍はいつもマスコミ等で拝見しています。」 こんな意見を言う人もいた。 「一太さん。 きっと県連でも大丈夫だと思うよ。 だって、まだ誰も正式に自民党総裁選挙に立候補したわけじゃないんだから…。現時点で公認を妨げる理由になるはずがないじゃないか。(笑)」

 

 舞台は4月10日の「県連総務会」に移った。 この会議で公認申請を受理するかどうかが決定される。 ここで了解が得られれば、県連から党本部に対して正式な公認申請がなされるという流れだ。 自らの信念とはいえ、ポスト小泉をめぐる自分の発言が、結果として県連に(特に「何とかまとめてやろう」と考えている幹部の方々に)迷惑をかける形になってしまった。 このことは、申し訳なく思っている。 

 

 それはそれとして、自民党の国会議員として「後ろ指を指される」ようなことは一切ない。 この10年間、(能力は足りないが)政治家として真っ直ぐに、一生懸命頑張ってきた。 だから、群馬県連でもきっと「公認をいただける」と信じている。 もし公認候補になれたら、来年の選挙では自民党候補者として「恥ずかしくない」戦いをやってみせる。 以前のレポートでも書いた。 群馬県の代表として堂々と「3度目の選挙」に名乗りをあげたい。 県連関係者の皆さん、どうぞよろしくお願い致します!! 

 

追伸:4月1日(土)からスタートするテレビ朝日の新番組「サタデースクランブル」からスタジオ出演の依頼があった。 事務所宛に送られてきたファックスの企画書には、「ワイドショーとは一線を画す硬派なアプローチで、政治、経済、社会問題等を切る番組」だと書いてあった。 第1回の放送にスペシャルゲストとして招かれるなんて、光栄な話だ。 さっそく地元日程との調整を試みたが…だめだな。 3つの市長選挙の挨拶回りがセットされている。(*くそっ!出たかったなー。) ま、これに懲りずに、また声をかけてください! 

 フジテレビの「とくダネ!」からも連絡が入ってきた。 4月から政治家をゲストに招く(又は中継や電話でコメントを求める)スタイル(?)に変わるらしい。 事務所に届いたファックスの中に、「今後出演をお願いすることがあると思うのでヨロシク!」と書いてあった。 担当ディレクターに「時間さえ調整出来れば、喜んで出て行きますよ!」と話しておいた。 いろいろな政治家に声をかけているに違いないが…でも、ちょっと嬉しかった。

 

 いよいよ「政治の季節」がやってくる。 9月の総裁選挙に向けて、政局でも政策でも(覚悟を決めて)発信しなければならないことが山ほどある。 機会さえあれば(かつ日程の調整がつけば)、どんなところにも出かけて行って、ガンガン発言していこうと心に決めた。 ううむ…。ちっとも呼ばれなかったりして!(笑)

 

 午前10時。 外交防衛委員会を一瞬抜けだし、党の政調審議会へ。 先日の与党責任者会議に続いて「北朝鮮人権侵害問題対処法」の説明をやった。 葉梨衆院議員のプレゼンが的確だったせいか、反対意見は出なかった。 約15分で了承。(*よしっ!) 明日はいよいよ党の総務会にかけられる。