午後2時15分。 伊勢崎市の和風レストランで海鮮丼を注文した。 今日は朝から、高崎市で消防表彰式、渋川市で叙勲パーティー、そして太田市での結婚披露宴と続いた。 太田市の結婚披露宴では、カラオケで歌うはずだった「粉雪」を断念。 お馴染みのナンバーで会場を盛り上げた。 披露宴会場で、写真撮影とサイン攻めにあったけど???…こんな珍しい現象が起こるのは、群馬県だけだ。 地元の支持者って、本当にありがたい。

 

 この後、午後3時から群馬県商工会議所青年部主催のパネル・ディスカッションがある。 4人で70分ということなので、あっという間に終わりそうだ。 とにかく、呼ばれたからには全力を尽くす。 あ、ランチがやってきた。 続きは次回のレポートで。

 

 ここからは、東京に戻る新幹線からのレポート。 駅の売店で買った甘栗は食べ終わった。が、車内販売のカート(=熱い紅茶)は回って来ない。 あれ、ちょっと目がかゆいけど…花粉のせいだろうか? ああ、もうそんな季節なんだ、な。

 

追伸:

1.自民党政権で閣僚や党幹部を務めたこともある野党の長老、渡部恒三氏が、民主党の新しい国会対策委員長に就任した。 他に引き受ける人がいなかったとはいえ、一種の「サプライズ人事」と言えないこともない。 渡部氏とは、何度かテレビ番組等で一緒になったことがある。 なかなか「人間力」のある魅力的な人物だ。 ボロボロになった民主党を立て直し、「反転攻勢」に出るためには、「大ベテラン」の経験と存在感に頼るしかないということかもしれない。 が、「渡部国会対策委員長」という人事は、現在の民主党の「窮状」を映し出している。




 ここにも何度か書いた。 民主党の強みは、古い自民党の持つドロドロとした体質とは違う「若くて、清潔で、クリーンな」イメージだと思う。 言葉を変えれば、旧来型の「プロの政治家に牛耳られてきた」自民党にはない(むしろ)「アマチュアリズム」ではないだろうか。 「昔の顔」が全面に出て来れば来るほど、旧来型の狡猾な政治手法を駆使すればするほど、国民には自民党と民主党の違いが認識出来なくなる。 今回の永田メール騒動で、民主党は最大野党としての「最も強力な武器」(=旧来の自民党とは異なる『斬新で透明性のある政党』というイメージ)を失った。 




2.週末、様々な会合で様々な有権者の声を聞いた。 自民党支持者(と言うより山本サポーター)の意見は次の3つに集約される。 「民主党の対応はお粗末だった。 これじゃあ、政権は任せられない。」「民主党もひどいが、自民党もメール問題でこれ以上、時間を無駄にしないでもらいたい。 国民の税金をこんな議論に費やすのは愚かなことだ。」「前原党首はともかく、永田議員の責任は重い。 一太さんが『除名などということは賛成出来ない』というなら、本人が潔く辞職するべきだ。 そうじゃないと、いつまでもモヤモヤがとれない。」




3.小泉総理が、ぶら下がりのインタビューで「民主党は今回の失敗を学習して、しっかり再スタートを切って欲しい」とコメントした。 党の総裁が、自ら「永田メール問題」の幕を引いた。 さすがは小泉首相。 とてもいいタイミングだと思う。 総理は、「国政はもっと大事なことにエネルギーを注いでもらいたい!」という国民のムードが分かっている。 民主党の渡部国会対策委員長にエールまで送る余裕を見せた。 こういう感覚が、今までの総理と全く違う。 この4年半、小泉さんが誰かを名指しして「悪口」を言ったのを聞いたことがない。 自民党の大物議員の中には、マスコミが取材に行くと、「特定の政治家の批判や中傷をまくしたてる(そのことにインタビューの9割を使う)」心の狭い政治家もいるらしい。 政治家としての「器」が違うということか。