午後2時30分。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 バレンタインデーのチョコ(*義理でも嬉しい)をほおばりながら、レポートに取りかかった。 ふむ。 それにしても、熱い紅茶とチョコは相性がいい。

 

 本日午前10時。 慶応大学の三田キャンパスで、某学部長とのミーティング。 「部会を壊す会」から4名の部会長(大村厚生・労働部会長、江崎財政・金融部会長、新藤・国防部会長、山本外交部会長)が参加した。(*全部で6名しかいないので、これでも出席率は7割ということになる。) 

 

 部会長不良グループ(笑)では、政府と部会の関係や部会のあり方を勉強すると同時に、部会長による議員外交や、大学との交流等にも手をつけたいと考えている。 いろいろと話し合った結果、(1)政策決定プロセスを研究または勉強している研究者や学生に、各部会の生の議論を見学してもらう(2)部会長グループが大学のセミナー等に参加する仕組みを考える(3)3月下旬に「壊す会」と慶応大学側との「ブレインストーミング」をやる等の方針が決まった。 

 

 なぜ慶応大学なのかと言うと、(一流のアカデミシャンが集まっているという理由に加え)「壊す会」のメンバーと様々な繋がりがあることが分かったからだ。 江崎洋一郎衆院議員(財政・金融部会長)は、もともと慶応大学出身。 しかも、選挙区には慶応の藤沢キャンパスがある。 大村秀章衆院議員(厚生・労働部会長)は、某学部の客員教授と東大の同級生。 家族にも慶応関係者がいるようだ。 自分(外交部会長)は、ネットを通じた「日韓若手議員交流」で慶応大学(総合政策学部)とコラボ(連携)を組んでいる。(*このくらいの縁があれば、十分でしょう?) ちなみに、松島みどり衆院議員(経済産業部会長)は東大出身。 松野博一衆院議員(文教科学部会長)はたしか早稲田大学だった。 

 

 某大学教授との会議の後、三田キャンパスから5分ほどの「モス・バーガー」で簡単なランチをすませた。 そこから再び、キャンパス近くの「ファミレス」へ。 ここで大学関係者と細かいフォローアップの段取りを決めた。(*あたり前だけど、回りは大学生ばっかりだった。) 「構想」や「アイデア」を語ることは誰でも出来る。 大事なのは、それを実現出来るかどうかだ。 「壊す会」の今回の試みが、自民党次世代と名門大学の間の「知のプラットフォーム」を築くための「きっかけ」になればいいと思う。

 

追伸:ある新聞記者が教えてくれた。 今から約1ヶ月前、JBICの篠沢総裁がマスコミ関係者とのインフォーマルな懇談の場で、「JBIC存続は大丈夫だ」と(かなり自信を持って)語ったらしい。 篠沢総裁と言えば、財務省の事務次官まで務めた元大物官僚。 今回のODAをめぐる対決の構図の中で発揮された篠沢氏の人脈(=人望)とフットワークには舌を巻いている。 が、総裁、そんなに簡単に「勝利宣言」はさせませんよ!!