午後3時45分。議員会館事務所。スイス大使が帰ったのを見はからって、再びパソコンを開いた。次のミーティングまで15分ある。

 

 午前中に「対北朝鮮経済制裁シミュレーション・チーム」の増原義剛衆議院議員から連絡があった。増原氏は同チームの下に設けられた「海外送金監視サブ・チーム」の責任者。来日中の米国政府関係者と会ったようだ。「いよいよ、監視チームの作業をスタートしたい。来週にもサブチームを召集する」という話だった。 近く拉致対策本部で審議される人権法案、制裁実施促進法案に続き、送金監視も動き始めた。 いよいよ、「シミュレーション・チーム」が本格稼働する。

 

 あ、次のお客様(笑)が見えた。次回のレポートに続く。