夜11時過ぎ。武見敬三参院議員と20分、宮崎哲弥氏と30分近く、電話で話をした。テッチャン(宮崎哲弥氏のこと)。相変わらずの鋭い分析だけど、政治は何があるかわからない。オレはそう思う。 武見さん。私はどこのどの政治家と、たとえ「一生口をきかない状態」(笑)になったとしても、自分の主張を貫きますのでご心配なく。ワーキングチーム事務局長のハシゴを外すようなことは絶対にしません。国際金融と円借款を切り離すために、最後までしっかり「共闘」していきましょう。

 それにしても、自分はODAに全く利権がない。だから財務省にも、JBICにも遠慮なく物が言える。幸か不幸か、政治家として海外出張中に現地でJBICのスタッフに「アテンド」してもらったり、「夕食をご馳走になったり」したことは一度もない。よかった、よかった。

 

 世耕弘成氏とも電話で連絡を取った。 なんでも昨日の産経新聞の紙面で「安倍支持」を(ようやく?)明確に「カミングアウト」(白状)したとのこと。(全く気がつかなかった。)さっそく、記事を取り寄せて読んでみた。ポスト小泉の有力候補4人を推す4名の議員の「対談」形式だった。「世耕:安倍さんがいいと思います。理由は対中政策です。対中政策は変わってはいけないから…」などと書いてあった。

 ふうむ。思ったよりインパクトが弱い。世耕さん。これは「ポスト小泉は安倍官房長官しかいない!」「他の候補者では小泉改革は継承出来ない!」「安倍さんが勝負する時は、何があっても安倍さんについていく!」という意味と解していいんですね?!「現時点でポスト小泉後継に具体的に誰を支持するかを言明している森派議員の1人」と解釈していいよね。そうだとしたら、こんなに心強いことはない!!

 

 明日の毎日新聞朝刊に「靖国問題」について書いた。ちなみに、安倍総理には「対中政策の筋」は貫いて欲しいと思う。が、小泉総理と「全く変わらないアプローチ」ではダメだと考えている。理由は単純。小泉内閣では出来ない「東アジア外交戦略の再構築」を安倍内閣にやってもらいたいと願っているからだ。

 

追伸:

1.1月20日以降、毎週1回、総理官邸に行くと決めた。超多忙な小泉総理や安倍官房長官に会おうなどとは思っていない。飯島秘書官と井上秘書官の顔を見るためだ。 自分は(側近みたいな顔をして)安倍官房長官に逐一「ご注進」したり、「こんな情報がありますよ!」などと言って本人の歓心を買うようなことはしてこなかった。でも、自分の姿勢が常に一貫していることは、きっと分かってくれていると思う。「どうしたら安倍内閣に歴史的な仕事をしてもらえるか」「どうしたら安倍総理が『古い政治構造の呪縛』や『派閥のしがらみ」から離れた形でスタート出来るか」を考えて、発言し、行動する。

2.安倍事務所から2つの要請を受け取った。ひとつは2月(?)に行われる山口県下関市の商工会議所での講演。もうひとつは東京の某私立大学講座のピンチヒッターだ。2つともその場で「オーケー」を出した。微力ながら、全力でやらせていただきます!!

3.終日、県内各地の新年会や賀詞交歓会を飛び回った。最後の日程は、午後6時からの「群馬県歯科医師会」の新年会。「自分は『奥歯にもののはさまったような』言い方は出来ません…よく『歯に衣を着せない物言い』を咎められますが、これからも『歯切れ』良くいきたいと思います…いろいろなことがありますが、歯を食いしばって頑張ります!」と挨拶した。