午後9時20分。東京の部屋。腕立て伏せと腹筋を2セットやり、人参ジュースを飲んだ。ふう。CS放送(31チャンネル)で本日の「サンデープロジェクト」(再放送)をチェックしながら、本日3本目のレポートをしたためている。(*「報道2001」も見れなかったが、どんな議論だったんだろう。)

 

 さて、「サンプロ」の今日のパネリストは外交評論家の岡本幸雄氏、民主党代表の前原誠司氏、そして自民党の町村信孝外交調査会長というフォーメーションだ。ふむふむ。外交に対する前原誠司氏の考え方、特に中国に対する姿勢は、ほとんど自分と同じだな。中継で議論に加わった町村前外務大臣の発言には、さすがに安定感がある。お、たった今、コーナーが変わった。いわゆる「親中派」の額賀福志郎防衛長官と二階俊博経済産業大臣が登場した。こうしてみると、この2人もやっぱり存在感、ありますねえ。

 

 ちょっと話しを変えよう。1983年(84年?)に米国のジョージタウン大学でMSFS(Master Science of School of Foreign Service)という国際政治学の修士号を取得した。2年間、毎日のように授業に通い、夜遅くまでキャンパスにある図書館で猛勉強した。とにかく英語力がない。特に(ネイティブに比べて)英語を読むスピードが遅い。連日、山ほどの宿題(論文や資料や参考図書)と格闘する「悪戦苦闘の日々」だった。が、欧米の大学で修士号を取ることが難しいかと言えば、そんなことはない。普通の能力とやる気さえあれば、そんなに大変なことではない。(*だいたい、山本一太が取れるくらいなんだから、分かるでしょう?(笑))そうそう、米国の某有名大学の外国人向けコースには、まともに授業を取らなくても「お金でブランドを買える」マスター(「猿でも取れる修士号」)なんていうのもある。(笑)

 

 実際、霞ヶ関では欧米の大学でマスターを取った官僚なんてゴロゴロしているし、永田町でもちっとも珍しくない。ただし、「博士号」(いわゆるPHD)は「修士号」とは全く違う。コースワークを終えるまでには相当の時間がかかるし、「博士論文」だって書かねばならない。日本でも欧米でも、ちゃんとした「博士号」を修得するのはかなり大変だ。マスターとPHDでは「ネアンデルタール人」と「現代人」くらいの差があると思っていい。(笑・笑)そう考えれば、欧米の大学のPHDを持っている猪口邦子大臣とか、佐藤ゆかりさんの英語が洗練されているのは「当然のこと」なんです。

 

 さてと、3セット目のエクササイズに戻ろう。いつまでも「ジーパンのはける」政治家じゃないと…。