東京駅から夕方の新幹線に飛び乗った。午後6時30分から行われる伊勢崎市某県議の「後援会結成10周年記念祝賀会」で挨拶するためだ。午後9時30分には、再び東京に戻ってくる予定だ。午後10時過ぎに、都内のカフェ・レストランで「打ち合わせ」をセットした。某有名私立大学と次世代政治家のネットワークを立ち上げるための「悪巧み」をやる。さあてと、今回は、どの議員を誘ったらよいものか。

 

 本日は「英語修行」の1日だった。合計で約3時間、英語で議論した。(*うえっぷ!思い出しただけで、気持ちが悪くなってきた。)まず午前10時に、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院・日本研究科の4名の学生と意見交換。在日米軍再編、台湾問題、北朝鮮政策等についてコメントした。見るからに優秀な学生たち(*こう呼んでいいものか)だった。

 

 午後10時30分。「クイズ・ミリオネア」の担当者が事務所にやってきた。(*やっぱりマジにやろうと決めた。)午前11時30分。某雑誌とのインタビュー。テーマは、イラクにおける自衛隊駐留の是非だった。午前12時30分。党の社会保障制度調査会・医療委員会。関係団体からの説明を聞きながら、ここで昼食(党本部名物のカレー)をすませた。続けて午後1時から党本部で行われた「全国酪農民大会」に顔を出し、再び議員会館事務所に戻った。午後1時20分からBBCラジオ「ザ・ワールド」のインタビュー。BBCの伝説的な記者(?)2名と日本の安全保障、日中関係、アジア外交等について鋭くやり合った。かなり頑張ったつもりだけど…くそっ、日本語だったらなー。

 

 午後2時。雑誌「プレジデント」新年号のグラビア写真撮影。BBCスタッフが出て行くと同時に、日本人の記者とカメラマンが部屋に入ってきた。「戌年」特集で各界の著名人の写真を掲載するとのこと。「政界からは山本さんだけですよ」などとおだてられ、すぐに横文字ショックから立ち直った。「いやあ、プレジデントのこのコーナーには、これまで与野党のいろいろな政治家にご登場願いましたが、山本一太さんが一番楽しかった。山本さん、面白い人ですねえ!」とくり返しながら帰っていった。(*これは賛辞なのか、それとも?)

 

 午後2時30分。オーストラリアの内閣調査局で日本と朝鮮半島を担当している上級研究員が大使館の公使に付き添われてやってきた。約1時間、日中問題や北朝鮮情勢について意見を交わした。「中国との外交は情緒的になってはいけない。中国という国に幻想を持たず、しかし戦略的に共生する道を探す。すなわち、ウィン・ウィン状態を目指す。この姿勢が基本だ。」下手な英語で一生懸命、解説した。

 

 午後3時20分。党本部の青森自民党県連青年局の中央研修会で40分の講演。タイトルは「総選挙の総括」だった。自分にしか出来ない切り口で選挙を切った。(*よしっ、日本語だったら、自由自在だぜ!!)

 

 午後4時。党本部の前でタクシーを拾った。東京駅で午後4時30分の新幹線をキャッチ。車中でこのレポートをしたためている。あ、もう高崎か。続きは次回のレポートで。