午後6時。湘南電車で茅ヶ崎に向かっている。午後6時45分から行われる茅ヶ崎自民党支部で「時局講演」をやるためだ。要請してきたのは、もちろん河野太郎県連会長。小林温参院議員の司会で、山本ー河野の「バトル・ディスカッション」(?)という形をとるようだ。ここ最近、やけに「T.K.がらみ」の日程が多い。でも、太郎氏の頼みとあっては、行かないわけにはいかんでしょう。それにしても「講演」の依頼がひっきりなしに舞い込んで来る。あの選挙を契機に、多少は「発信力が増した」のかもしれない。先日、妻がこんな予言(?)をしていた。「この1年、あなたの知名度はもっと上がる気がする。いよいよ『ちびっこ議員』を卒業して『中堅議員』になれるんじゃないの?」本当なら嬉しいけど…根拠がないなあ。(笑)

 

 本日の午後4時。「党改革実行本部」の総会で世耕弘成氏に会った。世耕氏が笑いながら話しかけてきた。「一太さん。昨日からいろいろな人に言われるんです。山本と世耕は、仲が悪くなったんじゃないかって!」(やっぱりそんな反応があったかと思いながら)「あ、そう。そんなこと全くないのにねえ。(笑・笑)」と答えた。

 

 これには理由がある。昨日の朝日新聞朝刊の1面に、衆院選挙の与野党メディア戦略を振り返る記事が掲載された。世耕氏がリーダーを務めた党の「コミュニケーション戦略チーム」の活動がプレイアップされていた。この記事の中で、山本一太遊説局長の次のような発言が引用されていた。「世耕氏のやったことは飯島秘書官がすでに実行していたことをシステム化しただけ。飯島氏の戦略は、一般紙以外のスポーツ紙や週刊誌といったメディアによる発信に重きを置いている点に特徴がある。」

 

 ふうむ。この「…だけだ」という表現。読み方によっては「2人が対立しているかのような」印象を与える。が、この記事を書いた記者を責めるつもりはない。以前、このレポートにも書いた憶えがある。今回の選挙では、自民党のメディア戦略が重要な役割を果たした。が、この選挙を勝利に導いたのは「小泉総理という存在そのもの」だった。マスコミ対策さえうまくやれば「選挙に勝てる」という幻想は持つべきでないと考えている。そうした自分の考え方を「…だけ」というフレーズに織り込んだのだろう。もう少し慎重にコメントすればよかった。(かも。)

 

 念のために言っておくが、「メディア戦略チーム」の活躍は大いに評価している。そして、山本・世耕の間が「険悪になっている」などということはない。世耕さん、次の「ワイ・エス懇」(山本・世耕懇談会)の日程だけど、11月1日の夜なんてどうでしょうか?!

 

追伸:(ここからは東京の部屋からのレポート。時計の針は午後11時40分を指している。)

1.東京駅の売店で週刊誌を何冊か買った。茅ヶ崎に向かう電車の中で「週刊現代」をパラパラとめくっていると…あれっ、オレの写真(52ページ)があるぞ。写真の下に「『山本一太勉強会』の狙いは安倍政権誕生」というタイトルの記事が掲載されていた。自分の活動に注目してくれるのは嬉しいけど…記事の内容は事実とちょっと違うなー(笑)

2.不正確な記事といえば、最近、もっとひどいのがあった。今月の初め、自民党の有志議員30名をメンバーとする「医療政策勉強会」が立ち上がった。代表は安倍晋三幹事長代理。会の設立を呼びかけたのは、武見敬三氏と大村秀章氏。もちろん自分もメンバーになった。政府(厚生労働省)にも医療関係団体にも偏らず、中立的な立場で日本の医療制度を勉強していこうというのが勉強会の趣旨だった。

 ところが、数週間前、某大手新聞にこんなタッチの記事が載った。「この新たな会は、山本一太氏や河野太郎氏らが中心となって安倍幹事長代理を代表に担ぎ、日本医師会の反対する診療報酬の引き下げを目指す…。」これは100%、事実に反する。だいたいこの会で、診療報酬の問題なんて扱わない。まいっちゃうなー(笑・笑)