午後3時から参院本会議。郵政民営化法案が可決・成立した。前回の採決で青票(反対票)を投じた議員たちが次々に白い札を差し出す光景を見ながら、数ヶ月前の「郵政関係合同部会」のワン:シーンを思い出した。反対派の議員たちが次々に立ち上がり、舌鋒鋭く政府案を批判していた。「何があっても、絶対に否決する。」「こんな法案は絶対に日本のためにならない。」「小泉・竹中の暴走を止めなければ、大変なことになる。」「郵政民営化自体に反対しているのではない。この法案の中身ではダメだと言っているんだ。」なるほど、政治家の信念とはこんなものなのか。 あの騒ぎは一体、何だったのだろうか。結局、欠席した1名と離党した2名を除き、すべての自民党議員が賛成に回った。離党した荒井広幸氏は(当然のことながら)青票(反対票)を投じた。心なしか、「きりっとした表情」に見えた。

 

 そのまま本館三階の議員会長室に顔を出した。フラッシュを浴びながら、参院執行部の面々とガッチリ握手を交わす小泉総理の姿を少し離れた場所から見た。部屋を出ようとする総理に声をかけた。「小泉総理、おめでとうございました!」「おお、ありがとう!」この間、約2秒。(*ウォン・カーワイ監督の映画じゃないけど(笑))ガッチリ握手出来たのは、嬉しかった。

 

 午後5時。総理官邸で今週2回目の「アイ・ワイ懇」。飯島秘書官とのミーティングは約10分。解散前の郵政法案の攻防では、毎日のように官邸に出かけて(2人で)「票読み」をやった。飯島氏にひと言、「ご苦労様」と声をかけたかった。ついでに昨日の「お誕生日」(還暦)のお祝いも忘れずに言っておいた。

 

 都内某ホテルの喫茶レストランでパソコンを動かしている。あ、もうこんな時間(午後7時55分)か。これから代々木の音楽スタジオで「打ち合わせ&練習」が入っている。明日は地元高崎の「野外ロックフェスティバル」で熱唱しなければならない。会場のお祭り広場には、毎年、5千人近い若者が集まってくる。去年に引き続き、メジャーなバンド(ロード・オブ・メジャーとか)もかなり参加するようだ。自慢じゃないけど、このイベントで歌える国会議員、他にいないだろうなあ!(笑・笑)