午前10時30分。東京にある某私立大学の教授が事務所を訪ねてきた。秋学期(?)から大学院政策研究科の「客員教授」になって欲しいとのこと。すでに3名の与野党議員が、教壇に立っているようだ。「月に2回というのはちょっと難しいかもしれませんが、学生とは話したいですね。喜んでお引き受けします!」と返事をした。僭越ながら、山本一太の授業は「絶対に面白い」と思う。(笑)本業の政治家、TV番組のキャスター、ミュージシャン(*この2つはアマチュア)に加えて、「客員教授」の肩書きがつくことになる。あとは、「放送作家」だけだな。(笑・笑)某ラジオ局からオファーのあった「政界を舞台にしたラジオ・ドラマ」を書く時間は、当分、見つかりそうもない。(*これでも昔はシナリオ・ライターになるのが夢だった。)日韓交流をテーマにした新曲(韓国でのCDデビュー)も、当分は「おあずけ」ということになりそうだ。

 

 午前11時。世耕弘成氏、大村秀章氏との打ち合わせ。「新世代総理を創る会」のHPの今後の運営方法について相談した。この件については、他のメンバーにもはかっておく必要がある。近いうちに事務局会議をやらないといけない。その他、今回の総選挙で誕生した「新人グループ」の動向にも話が及んだ。80数名のルーキーの中には、派閥公認で前回の選挙を戦った議員もいる。すべての新人議員に「派閥に入るな」とは言わない。(本当はそのほうが望ましいけど。)が、「少なくとも、公募で候補者になって当選した議員、又は比例上位で当選した議員は、どの派閥に所属するべきではない」というのが、3人の共通認識だった。

 

 昼。有楽町マリオン前で「新世代総理を創る会」主催の街頭演説。二ヶ月ぶりに再スタートを切った。参加した若手政治家は4人。菅原一秀氏、大村秀章氏、中山泰秀氏と一緒に「次世代号」のステージに立った。最後の10分間は、予想を上回る数の「聴衆」が出現した。小泉選挙の余韻が残っているせいだ。

 

 午後1時30分。議員会館事務所で、CS(朝日ニュースター)のTV番組「闘論、永田町!」のプロデューサー&スタッフと打ち合わせ。これから年末にかけて出演をお願いする約20名の議員リストを作った。「ああ、本当は収録じゃなくて、生放送で出来れば、インパクトが倍増すると思うんだけどなあ。」「うちは対応可能ですよ。一太さんさえ、大丈夫なら。」「いや、それは残念ながら無理です。毎週、同じ時間に確実にスタジオに入るのは難しいから。それに、そうなったら、政治の仕事の合間にやるなんて中途半端なことは出来なくなる。政治を引退したら、キャスターとして雇ってもらいましょうかねえ。(笑)」 

 午後3時。某週刊誌のインタビューを受ける。テーマは、ポスト小泉の総裁レースについて。「出来るだけ正確に」自分の考えをしゃべったつもりだけど、巧みに「インパクト」を加える雑誌メディアのこと。かなり過激に書かれる可能性もある。そのへんは覚悟して受けたが…ちょっと心配だなー。(笑・笑)

 

 午後4時。党本部で行われた拉致対策本部の総会に出席。佐々江アジア大洋州局長から6者協議の報告を受け、質疑。30分ほど議論を聞いて会議を中座した。午後5時の新幹線で地元に移動。午後6時過ぎに伊香保温泉で開催された某業界の会合に飛び込んだ。10分ほど挨拶をして、再び高崎駅へ。東京へ戻り、幾つかのミーティングをこなした。急遽、出演依頼のあったラジオ番組「アクセス」(友人の宮崎哲弥氏が担当)には顔を出せなかった。(*もう少し、早く言って欲しかった。)

 

 午前零時を回った。東京の部屋でパソコンと格闘している。明日の最初の日程は、来日中の中国共産党関係者との朝食会。中国に強い大村秀章衆院議員、国際派の田村耕太郎参院議員、そして先日の選挙で(民主党の現職幹事長を打ち破って)当選を果たした上野賢一郎衆院議員の3人に声をかけた。さあ、腹筋と腕立て伏せをやって、寝よう。あ、そうか。その前に熱いお風呂(じゃなくてぬるいお湯)でリラックスしないと。