午前8時30分から「スーパーモーニング」に出演。政治コーナーは、今回の選挙で(予想に反して?)当選した杉村太蔵議員のインタビューVTRから始まった。「ハハハ、『棚からぼた餅』ってのは、ボクのことですよ!」「え、ボクは小泉チルドレンですから!!」うーん、ネアカで正直な性格なんだとは思うが…幾つかの発言は有権者に間違ったイメージを与える。言葉も動作も「チョー軽い」な。(*って、人のこと、言えないけど。(笑))最年少代議士とはいえ、26歳は立派な大人だ。もう少し「国会議員としての責任」を自覚して欲しい。政治家としての品位も身につけてもらわないと。

 

 が、同時に、「素直で憎めない若者」という印象を持った。(*「太蔵」の「太」に親近感を感じたりして。)杉村太蔵氏の「型破りな言動」と「永田町の常識」を比べて、どちらが国民の感覚に近いだろうか。政治とカネの問題も未だに解決出来ない我々現職の政治家に、「議員のあるべき姿」なんて言う資格があるんだろうか。そんなことも頭をよぎった。いずれにせよ、自民党は杉村太蔵という名前を比例名簿に入れ、党の公認候補にした。当選したからには、彼をしっかり教育し、育てる責任がある。

 

 たとえば、杉村議員が政治家として「成長し、進化していく」プロセスがメディアを通じて世の中に発信されたら、より多くの「フツーの若者」を政治に惹きつけることになるかもしれない。太蔵さん、個性は発揮してもいいんです。武部幹事長は(ああ見えて)「ハートの大きな」人物だから、大丈夫。ただし、政治家としての責任感を持つことと、政策の知識を身につけることと、プレゼンテーションのやり方だけ、きちんと勉強してください!!(*先輩ぶって、ゴメン!)近いうちに、どっかでお茶でも飲もう。いろいろ話したいこともある。(*むこうは山本一太なんて知らないだろうな。話しかけたら、「あなた、誰ですか?」なんて言われそうだ。(笑・笑))

 

 同じ「スパモニ」で、ポスト小泉の話題も出た。4人の有力な後継首相候補として、麻生太郎総務大臣、谷垣禎一財務大臣、福田康夫前官房長官、安倍晋三幹事長代理が挙げられていた。何度もこのレポートに書いているように、自分は「世代交代」が不可欠だと考えている。最大野党に前原誠司という43歳の党首が誕生した。ポスト小泉に「時計の針を逆回しする」ような展開があるはずがない。自民党の将来を考えると、(この4人にかぎっていえば)当然、安倍晋三総理以外の選択肢はないと確信している。

 

 ただし、来年の「ポスト小泉」をめぐるレースが、この4人の有力政治家だけで争われるとはかぎらない。政界での実績や人望、知名度や人気という点から見て、若手世代の首相候補のフロントランナーが安倍晋三氏であることは疑う余地がない。個人的には、安倍さんが好きだし、近い将来、日本のリーダーになって欲しいと思っている。が、今回の革命的選挙を契機として、政界はすさまじいスピードで変わりつつある。新たに当選した80数名の新人議員は「永田町のルール」や「既存の政治文化」に縛られていない。他方、国民の政治家に対する判断基準も変化している。

 

 そうした状況を考えると、来年9月の総裁選挙には、安倍氏と同世代の、あるいは安倍氏より若い「新たな候補者」が出現する可能性がある。小泉総理が火をつけた「自民党の規制緩和」は、もう止まらない。いや、むしろ、この4人の後継候補を「安心させない状況」を創出することが、自民党の活性化につながる。民主党の機先を制し、より多くの政治家にチャンスを与えるシステムを構築する。痛快ではないか。常に新しいスターを生み出す仕組みを作らないかぎり、すなわち、常に自らを進化させる勇気と柔軟性を持たないかぎり、政権維持なんて出来るはずがない。

 

追伸:

1.夕方の便で中国に飛ぶ。現地滞在中に、様々なジャンルの人に会う予定だ。新たな日中政治交流の「きっかけ」を作るために。




2.誤解のないように言っておきたい。80名を超える自民党の新人議員は多士済々。猪口邦子氏、佐藤ゆかり氏、片山さつき氏等の「マドンナ議員(?)」を含め、ほとんどが自分の得意分野を持つ「本物」だ。