昼。テレビ朝日の「ワイド・スクランブル」に出演。7党の議員と対決。「新党・日本」の荒井広幸参院議員と、初めてテレビの生番組で対峙した。(*直接対決しないルールを破ってしまった。が、党が違うのだから仕方がない。)民主党からは、白真勲参院議員。公明党からは、プリンスの山口那津男参院議員が出席していた。国民新党(副代表)の紺屋典子氏とも初めて言葉を交わした。

 

 民主党の白議員は、元ジャーナリスト。頭も切れるし、弁も立つ。何より「ネアカ」な性格に好感を持っている。政策もあまり違わない。爽やかに「ケンカ出来た」気がする。エコノミストの紺屋典子氏は、小泉政権の天敵(?)のような存在。(当然のことながら)小泉首相のすべてに否定的だった。CMの最中に、こう話しかけてきた。「山本さん。なぜそんなに小泉さんを庇うんですか。とっても損よ。損するわ。山本さんのファンだったけど(ホントかなー)、今日からやめます!」 そこでこう切り返した。「そうですか。それは仕方がありません。でも、私は今でも紺屋先生のファンですよ。(笑)」紺屋先生、損得で小泉改革を応援してきたわけではありません。構造改革の方向性が正しいと確信しているからサポートしてきたんです。これからも(政治家として)自分の信念にしたがって行動し、発言する。それで有権者の支持を得られなかったら、国会議員としての資質と能力が足りなかった。そういうことだ。

 

 午後4時。首相官邸で飯島秘書官に会った。10日間の「全国応援ツアー」で足を踏み入れた各選挙区の様子を報告した。飯島氏は、「うわ、こんなに回ったんですか?!」と驚いていた。「明日の告示日から、遊説局長として小泉総理に密着します。」「よろしくお願いします。まあ、山本先生を小泉首相に(くっつけておく)のは、もったいない。他の選挙区の応援に回ってもらった方がいいという意見もあるんですが。」「え、そんなこと言わないでください!(笑)私にそんな知名度も、集客能力もありませんよ。しっかり、総理に同行しますから。」こんな会話を交わした。

 

 夜8時。都内の喫茶レストランで、友人のジャーナリストと「情報交換」の会。約1時間、選挙の展望や北朝鮮情勢について議論した。頑張っている人間に会うと、それだけで元気になれる。