自民党が、八代英太前衆院議員を「比例単独候補」とすることを検討している(?)ようだ。八代英太氏は郵政法案に反対票を投じ、小選挙区からの立候補を辞退していた。個人的には、八代さんは真面目で、有能な政治家だと思う。何の恨みもない。が、八代候補を単独比例で「公認する」などということには「反対」だ。(*もしそんなプランがあるなら、ぜひ、やめて欲しい。)連日、全国を飛び回って(各選挙区の候補者と一緒に)郵政民営化の意義やここまでの決意で選挙に踏み切った小泉総理の真意について説明し、支持を訴えている。都市部を中心に「改革への追い風」が吹いているのは、反対派を切り捨ててまで改革を断行しようとする小泉総理の「覚悟」と「信念」に国民が共鳴したからだ。

 

 有権者は敏感だ。ここで「二重基準」(ダブルスタンダード)を使ったり、「暗黙のバーター」があったかのような印象を与えたら、国民の熱は一気に冷めてしまうだろう。(*いわゆる潮目が変わる可能性がある。)まさしく、野党の思うつぼだ。小泉総理の断固たる決意と武部幹事長のダイナミックな行動力で、せっかくすべての選挙区に対抗簿(賛成の選択肢)を擁立した。特に、郵政法案に勇気を持って賛成した改革派の同志が、それぞれの現場で「必死の戦い」を繰り広げている。万一、こんな分かりにくいこと(八代氏を公認する)をやったら、それこそ賛成票を入れた仲間を「危険に晒す」ことになる。まあ、最終的には、小泉総理と武部幹事長が「そんなこと」をするはずがない。総理の「政治感覚」を信じている。

 

 ちょうど午前9時10分。朝の新幹線で福島県(郡山)に向かっている。根本匠候補の女性の会で「特別講演」(=応援演説)をするためだ。午後からは青森県。木村太郎候補の地元2カ所で街頭をやり、さらに2カ所の後援会地区集会に顔を出すことになっている。あ、車内販売の女性スタッフ(?)が来た。え?飲み物のサービス?温かい紅茶もあるんですか!(なんて素晴らしい列車だろう。)この続きは次回のレポートで。(昨日の千葉と宮城の様子も、もう少し書いておきたい。)