昨日の出来事をちょっとだけ振り返ってみる。毎週高崎駅でやっている朝の街頭演説から戻ったのは午前10時。東京駅から議員会館に移動する車の中で、郵政改革反対派の急先鋒、荒井広幸・参院議員の携帯に電話を入れた。短くこんな会話を交わした。

 

荒井:「あ、イチタ・ヤマモトか。早いこと、参議院自民党を風通しのいい場所にしようよ!」

山本:「それは無理だ。法案はきっと成立するよ。」

荒井:「いや、しない。否決される。」

山本:「参院の現状を本当に変えようと思ったら、荒井・山本連合軍しかないでしょう。(笑)その2人が組んでないんだから、法案成立は阻止出来ない。」

荒井:「ハハハ…。」

山本:「ところで、荒井さん。ここのところ、2回続けてテレビ出演の依頼があった。テーマは郵政改革なんだけど、(山本VS荒井)でやりたいということだったので、(約束どおり)辞退したよ。」

荒井:「オレのところにも来たけど、断った。やっぱり、直接対決はやめたほうがいいよ。」

山本:「うん、オレもそう思う。すべてが終わったら、ゆっくり2人で食事でもしよう。」

荒井:「そうだな。今度はご馳走してもらわないと。この間はハンバーグ、おごったろう?」」

山本:「ああ、そうだった。次回はこちらでやります。ま、とにかく法案は成立する。悪いけど本気で動くよ。」

荒井:「動くのはいい。でも、通らないぞ。」

 

 午前11時30分。参院自民党幹事長室で景山俊太郎氏(筆頭副幹事長)と会った。ソファーに座り、郵政法案の現状について20分ほど意見を交わした。(内容は書かない。)午後3時30分。党本部で安倍幹事長代理と面会。菅原一秀氏がサラリーマン増税問題について熱心に説明していた。「参院の情勢については、逐次、報告を入れます」と言い残して、部屋を出た。

 

 党本部から直接、総理官邸へ。午後4時から第5回「アイ・ワイ懇」。ここでも郵政法案が話題になった。官邸はかなり危機感を持っているようだ。午後6時。有楽町マリオン前で街頭演説。「万一参院で郵政法案が否決されるような事態になったら、小泉総理は解散総選挙を打つ。この決断をぜひ支持してください!」と訴えた。

 

 午後8時。ヨーロッパへ赴任する友人の壮行会。出席者10名。最後まで「ノンストップ」で盛り上がった。

 

追伸:ここまでは昨日のストーリー。ここからは本日の日程。最初のスケジュールは都内某ホテルの部屋で行われた清風会(参院森派)の期別朝食会だった。あ、「ふるさと高崎の会」に行かないと。続きは次回のレポートで。