夕方。熊谷駅構内の「ロッテリア」でカフェオレ(温かい紅茶はもうやっていないとのこと)をすすりながら、パソコンを取り出した。本日も朝から終日、県内の挨拶回り。葬儀に参列したり、弔問をこなしたりしながら、群馬県東部地域の県会議員の自宅を次々と訪れた。(夏の挨拶をするため、に。)これから少し早めの新幹線で東京に戻る。

 

 さて、前回(昨日)のレポートの最後は、次のようなフレーズで終わっていた。

『たまたま机の上に出してあった「山本一太」という名刺が目に入ったのか、桜井・大先輩がこうおっしゃった。「山本君、君の名刺をちょっと見せてみろ!」なぜだろうと思いながら、1枚手渡した。その名刺を(5秒ほど)じーっと眺めていた桜井氏の口から、唐突にこんなセリフが飛び出してきた。「君は…衆議院議員になったら、総理になるぞ。」「ええ??それはどういう意味なんですか?」』

この続きを書かねばならない。2人の会話はこう続いた。

桜井:「君のこの山本一太という名前な。真ん中で割ると(左右対称)だろう? これは姓名判断で言うと最高なんだ。こういう名前の人は(異常なこと)が出来る。あんたは、普通の人間じゃないよ。」

山本:「桜井先生、ありがたいお言葉ですが、能力から考えても、私がリーダー(首相)になる可能性なんてあるはずがありません!(笑)でも、参院自民党では異端視されてますから、(異常なことが出来るタイプ)というのは本当かもしれませんね。」

桜井:「あのな。そんなことは分からん。鈴木善幸さんて、いただろう?あの人が総理大臣になると思ってた政治家は誰もいなかった。でも、なったんだよ。(善幸)という名前が良かったんだ。あんたの場合、名前も名字も左右対称じゃないか。衆議院のほうに行けば…。」

山本:「いや、衆議院に鞍替えするなんて気持ちはありません。」

桜井:「そう…か。ま、参議院にいても、お父さん(山本富雄)の後は立派にやれるよ。とにかく、君の名前はそういうエネルギーを秘めてるってことを、忘れないようにしたほうがいい。」

山本:「ハイ、そのお話はしっかり憶えておきます。ありがとうございました!」

 ふうむ。そう言えば真ん中で切ると「左右対称」だ。「山本一太」とは、本当にそんな「運気」のある名前なんだろうか。(*姓名判断に詳しい方がいたら、教えてください。)それにしては、「ちびっこ議員」のままだなあ。(笑) でも、ひとつ「言い訳」が出来た。自分が参院自民党の「ムラ社会」に馴染めないのは、名前から来る宿命なんだ。宿命じゃあ、お許しいただく以外にない。(笑)