午後7時過ぎ。来日中の日韓議連「21世紀委員会」のメンバー12名と日本の超党派若手国会議員との懇談会に出席した。正直言うと、韓国側議員団に約1名、会いたくない政治家がいた。が、河野太郎事務所が一生懸命、アレンジしてくれた。出ないわけにはいかない。(くそっ!)

 

 感想は…顔を出してみて良かった!!小泉総理の靖国神社参拝問題について、ウリ党議員の中にも思った以上に「柔軟な考え方」を持ったメンバーがいた。もちろん、「非公開のミーティング」だから本音で話せるという面もあるだろう。韓国側の3名の女性議員は、すべてハンナラ党。皆、「博士」だった。日韓二つの大学を巻き込んだ新たな「日韓議員交流プロジェクト」について(英語で)説明した。お互いの選挙区を訪問するプロジェクトも、12月を目途にスタートさせることになった。

 

 反対派の議員が、テレビのインタビューで、「参院で廃案になったら、解散?そんなことしたら問題になる!」と言っていた。そういえば、荒井広幸氏も、しきりに「参院廃案で総選挙なんて打てるはずがない…どうみてもおかしい理屈だ。」とつぶやいていた。内閣総理大臣には「解散権」がある。そして、その「伝家の宝刀」をいつ抜くかは総理の判断だ。「出来るはずがない」などという議論をすること自体、意味がない。この法案が参院で否決された場合、小泉首相は「何があっても」必ず解散するからだ。

 

追伸:

1.本日のHPへのアクセスは、久々に1000を超えた。通常はテレビ出演が続いた時だけ起こる現象だ。今回はそのケースと違う。それだけ「郵政法案をめぐる攻防」への関心が高いということか。

2.本日のレポート:NO1373「政治家・山本一太の覚悟」に関して、さっそく様々な反響があった。地元の事務所にも電話がかかってきたようだ。「衆院選挙に出るなら、ぜひ、群馬県で勝負してほしい!」などという物騒なメールもあった。そんな「大それたこと」は、露ほども考えていない。(笑)念のため、もう一度強調しておこう。郵政法案は成立する。だから(半分冗談でも)そんな事態が起こるはずがない。

3.「直滑降」の読者(小泉改革の支持者)から次のような趣旨のメールが届いた。「山本さんは一生懸命やっているようですが、私は参議院否決で解散になることを望みます。ライフワークである郵政改革法案の頓挫は小泉総理にとって断腸の思いでしょう。でも、かわりに自民党をぶっ壊してもらいたい。多くの血が流れた後で、政治が再生することを期待します。」この気持ち、よーく分かる!!