昨日のレポートで「体重を少し絞ろうと思っている」と書いたら、HPの読者の方々から「急激なダイエットはダメ」とか、「あまり無理しないほうがいい」といったご心配のメールをいただいた。誤解のないように説明しておくと、運動の量を増やしただけで、ダイエットは全くやっていない。体質なのかもしれないが、自分は、今までの人生で(幸か不幸か)「肥満」になったことがない。20代以降、どんなに増えても66キロだった体重が「68キロ」になってしまった。「これはまずい!」と思って「シェイプアップ」を始めたということだ。ちなみに、数ヶ月前にトレーニングを開始して以来、例の「不整脈」が完治していることに気がついた。やっぱり、精神的ストレスからきていたんだな。

 

 さて、本日は早朝(午前7時45分)の飛行機で山口県に飛んだ。山口県の「地方議員連絡協議会」で講演するためだ。宇部空港で自民党県連の関係者が出迎えてくれた。空港から山口市の会場に移動する間に「豪雨」に見舞われた。「あと10分くらいで着きます。なるほど、やはり出足が鈍いですか。」ドライバーの横に座った自民党関係者が携帯でそんな会話を交わしていた。

 

 会場の控え室で山口県の自民党幹部(県議会議長、県連会長、県連政調会長等)と対面。山口県政を担ってきたベテランだけあって重量感があった。東部は特に雨がひどく、いくつかの道路が通行止めになっていることが分かった。新幹線も一時、運行を停止しているとのことだった。「天候は最悪だが、皆、山本さんの話を聞きたがってる。東部の議員はちょっと間に合わないかもしれんが。」それでも、会場には200名近い県議、市議、町村議員が集まっていた。

 

 テーマは「ポスト小泉の条件。」約1時間。知事やベテラン議員の目の前で、遠慮なく「世代交代論」をぶった。「列車と飛行機を乗り継いで、上州(群馬県)から、長州(群馬県)にやってきました。長州といえば、7人の総理を生んだ政治のメッカ。上州でも戦後は3人の総理が誕生しています。この半世紀で二つの県を併せて5人の首相。来年は再び長州総理が出現するかもしれない。戦後の保守政治は、上州と長州を中心に回ってきた。そう言っても過言ではありません!!」と口火を切ると、会場から拍手が湧き起こった。最後は、「来年の自民党総裁選挙には、次世代から必ず総裁候補を擁立するつもりです。我々の中にもリーダーになれる人物はいる。もちろん、フロントランナーは、長州の安倍晋三幹事長代理です…」と締めくくった。(*ここでも大きな拍手があった。)

 

 講演の後、知事や県会議長、岸信夫参院議員等と一緒に、有名な「松田屋ホテル」で昼食をとった。「松田屋」と言えば、幕末の志士(高杉晋作とか木戸孝允とか)が会合を繰り返していた有名な場所だ…と、ここまで書いたところで、午前1時。昨晩も寝不足だし、そろそろ休まないといけない。明日は、早朝の新幹線で高崎に入る。2週間ぶりの街頭アピールをやるために…。

 

追伸:

1.山口県議会の定数は53名。そのうち、39名が自民党議員だ。数年前(?)、その39名全員が参加して、「安倍晋三を総理にする会」というのを立ち上げたらしい。久々の「長州総理」への期待は、地元でも高まっている。

 

2.昨晩のナイター(巨人VS広島)のスタジアムに「長島茂雄・元監督」が戻ってきた。昨年、脳梗塞で倒れて以来、1年4ヶ月ぶりのことだ。長島スマイルも健在。元気そうな姿に胸をなでおろした。ミスター・プロ野球、お帰りなさい!!