昨晩は「日韓議員交流プロジェクト」の打ち合わせを夜10時に切り上げ、3年ぶり(?)にジャズを聴きに行った。ベテラン・ミュージシャンの柔らかいギターとサックス、そして人生経験を感じさせる渋いボーカルが、緊張した細胞を心地よくほぐしてくれた。

 

 本日の最初の日程は、朝8時30分からの行革本部総会。テーマは取り纏めの最終段階に入った社会保険庁改革。2回にわたり、「外局を残すような改革は国民の理解を得られない。単に感情論で言っているのではない。どっちにしても完全なシステムはない。が、独立行政法人化のほうが(様々な側面から考えて)明らかにベターな選択だと確信している」と発言しておいた。

 

 議員会館事務所の部屋でキーボードを叩いている。時計を見ると、ちょうど午後1時30分。午後2時からの「経済制裁シミュレーション・チーム」で配る内部資料(議論のためのペーパー)が、たった今、出来上がった。事務局長(小間使い)は忙しい。(笑)

 

追伸:昼前に武見敬三参院議員から電話がかかってきた。社会保険庁改革や中国問題等について言葉を交わした。国際政治学者で、中国スペシャリストでもある武見氏は党内「対中戦略派」のリーダー的存在と言っていい。その武見さんと「今、日中関係について我々がやらねばならないこと」について完全に一致した。それは、次のように集約される。

『中国が政府として(公然と)あそこまでの対応を取る状況になると、これはもう、首脳同士というより、国家と国家の問題だ。今後、中国が、あらゆるやり方で(小泉首相を国内で孤立させる)ための作戦をしかけてくることは間違いない。こうなったら、何があっても最後まで民意で選ばれたリーダー(小泉首相)の立場を守らねばならない。それが国として我々の取るべき戦略だ。』