午前8時。都内某ホテルで国連改革関係国大使と国連改革議員連盟の意見交換会。外務省サイドからは10数名、議連側からは約30名の議員が参加した。逢沢副大臣の簡単な情勢報告、安倍、前原両代議士(議員連盟共同代表)の挨拶の後、自由質疑へ。出席議員から関連の大使へ次々と質問が飛んだ。

 

 「米国の本音はどこにあるのか。G4(日本、ドイツ、ブラジル、インド)の決議案に賛成する可能性はあるのか。」「米国を含め、日本だけを応援するという国もある。どんな戦略を展開していくのか。」「今後水面下で、各国との様々な駆け引きがあると思う。中国や韓国は総理の靖国参拝を交渉材料として持ち出したりしていないか。」「G4のうち、インドやブラジルはちゃんとやっているのか。」「現行憲法は、常任理事国としての役割を果たす上で制約要因になっていないか。」「常任・非常任を増やすための枠組み決議は、どんなタイミングで成立を図るのか。」等々…。かなり中身の濃い1時間だった。

 

 午後4時。党本部で安倍幹事長代理に会った。「シミュレーション・チーム」の活動や国連改革議連の今後の進め方等について、短く打ち合わせた。

 

 午後6時。有楽町マリオン前で、「新世代総理を創る会」の街頭キャンペーン。本日、赤とグレーの「次世代号」のステージに立ったのは7人。菅原一秀氏、大村秀章氏、河野太郎氏、水野賢一氏、小林温参院議員、岡田直樹参院議員、そして山本一太というフォーメーションだった。街頭演説は今回で早くも5回目を数えた。「継続は力なり」だ。

 

追伸:

1.有楽町の「スピーカーズ・コーナー」に、初めて「総理を創る会」以外のメンバー(岡田直樹氏)を招いた。さすがは元新聞記者。論理的で説得力のあるアピールだった。岡田さんはセンスのいい政治家だから、きっと感じてくれたに違いない。大して行きたくもない夜の宴会に顔を出して「仲間の悪口を言い合う」(口ばかりで何もしない)ことに比べて、「ゴチャゴチャ言う前に、行動を起こし、リスクをかけて発信する」ことがどんなに心地のいいものかを。

 街頭キャンペーンについては、これから党内の若手議員に幅広く声をかけていくつもりだ。岡田さん、(政策でも政局でも)訴えたいことがあったら、いつでも「スピーカーズ・コーナー」に来て、マイクを握ってください! 来週も同じ場所、同じ時間です。

2.5月15日のレポート「お気に入りの映画」の中で、好きな映画5本のうちの1本として「クレイマーVSクレイマー」をあげた。その理由として「学生時代に好きだった彼女と一緒に観た映画だから」と書いたら、読者からさっそく問い合わせがあった。誤解のないように言っておくが、この映画を観たのは大学生(もちろん独身)の頃。今から20年以上前のことだ。(笑)日本語って難しいなー。