先週に引き続き、午後1時30分と午後6時の二回に分けて行われた「郵政改革に関する合同部会」に出席。午後6時の会合では、園田座長と与謝野政調会長から党幹部と政府との折衝の末にまとめられた合意文書の説明があった。2時間の議論の後、休憩に入った。マクドナルドのハンバーガーとコーラで夕食をすませ、議員会館の部屋でキーボードを叩いている。ちょうど午後8時30分。あと30分で再び党本部の合同部会(午後9時再開)に向かう。

 

 テレビのニュースをつけると、今日の午前中に発生した列車事故(JR福知山線)の映像が目の中に飛び込んできた。負傷した人々が担架で運ばれる様子が痛々しい。現時点で確認された犠牲者は50名。さらに被害者が増える可能性も高い。まだ列車内に閉じこめられている乗客もかなりいるようだ。一刻も早く、そして1人でも多くの人命が救助されることを祈るしかない。現場に行ったところで役に立てるわけでもないし…何か自分に出来ることがないだろうか。

 

 午後6時にスタートした郵政合同部会でも発言は控えた。次々に反対をアピールする議員の意見を聞きながら改めて思った。郵政法案の審議プロセスも、議論の中身も、「複雑骨折」している。政策論では賛成派と反対派の溝は埋まらない。この問題は政治論(政局論)として処理するしかない。

 

追伸:合同部会は午後10時過ぎに散会。明日、再び開かれることになった。党が了承しようがしまいが、小泉首相は4月中に郵政改革法案を提出する。本当の勝負は「衆院本会議」ということになりそうだ。