月曜日は街頭演説の日。早朝の新幹線で高崎へ向かうハズだった。が、突然の国際電話で予定が狂った。結局、40分遅れて高崎駅西口の街頭に立つことに。約30分間、郵政改革の問題に絞って話をした。「郵政改革法案は中途半端な内容にしてはいけない…国民に分かりやすい形で決着させるべきだ。」と力を込めて訴えた。通勤途中の会社員の男性が声をかけてくれた。「山本さん、がんばれよ。応援してるからね。」




 東京に戻る列車の中でパソコンを開いた。駅の売店で買ったストレート・ティーを飲みながら、キーボードを動かしている。休日返上で調整が続いていた郵政法案については、午前中に総理と関係閣僚が協議をし、午後には政府案の内容が明らかにされる模様だ。マスコミの中には、「小泉首相が、民営化後の関連事業の一体的運営についても、株式会社化に関する3年ごとの見直し規定についても、すでに譲歩を決めた」かのような報道をしているところもある。が、そんなに単純な構図には見えない。だいたい、小泉総理が「3年ごとの見直し」なんて簡単に飲むはずがない。竹中大臣にとっても「完全民営化」は譲れない線だろう。さて、小泉首相がどう決断するか。いずれにせよ、法案成立まで緊迫したゲームが続けられることになるのではないか。

 

 あ、もう東京か。続きは次回のレポートで。