午後11時30分。少しセキが出るのは、花粉のせいだろうか。蜂蜜入りの紅茶を一杯飲んで、それからパソコンの電源を入れた。

 

 昨日の午後、衆院本会議散会後に「新世代総理を創る会」の仲間7人と国会記者クラブ(平川クラブ)で記者発表をやった。「国家ビジョン創造セミナー」の件は、今朝のNHKニュースで取り上げてくれたようだ。東京新聞の朝刊にも囲み記事が掲載された。4月7日の石破前防衛庁長官を皮切りに、「創る会」によるセミナーと次世代号による東京での定期街頭演説会がスタートする。「There is a will, there is a way」(意志あるところに道あり)だ。

 

 韓国政府が日本の常任理事国入りに(公式に)「反対」の姿勢を表明した。安保理改革の問題に一貫して取り組んできた自分としては、今回の韓国の態度は極めて残念(というより不愉快)だ。が、別に驚くほどのことではない。韓国はもともと日本が常任理事国として安保理に加わることに消極的だった。「安保理の拡大は、自らは常任理事国になる可能性のない韓国にとっては、外交上、何のメリットもない。」昨年、ソウルで会った韓国外交・通商省のトップがハッキリそう言っていた。

 

 安保理改革、特に日本の常任理事国入りに関する韓国政府の政策は、「歴史問題に対する日本政府の対応への不満・不信感」というより、隣国の日本に対するライバル意識(もっとハッキリ言うと嫉妬)から来ている。(直感的にそう思う。)今回の竹島問題は、韓国政府に「言いたくてもなかなか言えなかった本音=日本を常任理事国にしたくない」を国際社会に公表する絶好の理由を与えてしまった。裏を返せば、韓国やイタリアをはじめとする安保理改革反対派(現状維持派)が、それだけ現状に危機感を持っているということだろう。

追伸:韓国と言えば、日韓同時発売を目指して準備してきた7枚目のオリジナルCD(日韓関係のメッセージ・ソング)は、提携を持ちかけた日本の某メジャーレーベルから思ったような答えが返って来なかった。もう一度「仕切直し」ということになった。が、こんなことではあきらめない。来週から新たな交渉を始めようと思う。「熱烈な意志」があれば大抵のことは実現する。「Make it happen!!」(夢は自らの意志で叶える)の精神だ。