午後からの外交防衛委員会を途中で抜けた。夕方の新幹線で仙台に向かっている。宮城県の衆議院補欠選挙の自民党候補を応援するためだ。車中でおにぎり2個と温かいお茶というメニューの夕食をすませた。本日のレポートをサッと片づけてしまおう。

 

 昼。衆参の議員5名で久し振りに竹中平蔵大臣を囲む懇談会(いわゆる「バンブー・ランチョン」)をやった。目的は、政府の矢面に立って郵政法案の交渉(最後の取り纏め?)にあたっている竹中平蔵氏を励ますこと。最初から最後までほとんど郵政改革の話だった。

 

 郵政改革の問題について、出席したメンバーの間には明らかに温度差があった。自分の意見は少数派だった。細かいやり取りについては(竹中さんや他の出席者に迷惑がかかるといけないので)書かない。が、ひとつだけ、(個人的に)こう注文をつけておいた。「竹中大臣、政府と党の調整は、ぜひ成功させていただきたいと思います。が、郵政事業を民営化する意味が分からなくなるような法案にだけはしないで欲しい。総理にもそう伝えてください!」

 

 中華料理の店を出たところで、今日の会合をアレンジしてくれた大村秀章氏が笑いながら言った。「くそっ。山本一太を呼ぶべきじゃあなかったな。竹中さんを、かえって煽ってるじゃないか!」

 

 私を「バンブー」から外す??そりゃあ、無理でしょう、大村さん!だって、「バンブー(竹)・ランチョン」という名前を考えたのも、数年前に最初にこの会合を呼びかけたのも、他ならない山本一太なんですから!(笑)