「闘論、永田町!」の収録を終えて、帰宅した。豆乳を飲みながら(*花粉症に効くらしい)、パソコンの電源を入れた。花粉症対策については、HPの読者の方々からメールでいろいろと親切なアドバイスをいただいた。明日の朝から林檎ジュースと人参ジュースを飲む。勧めていただいた「お茶」も早速、購入してみることにしよう。

 

 葉梨康弘氏と議論したテーマは憲法改正。警察官僚出身の葉梨氏は「歩く議員立法」と呼ばれるほど、法律に詳しい。発言がそのまま条文になってしまうみたいな感じだ。法律の中身に詳しいだけではなくて、法律に対して明確な自分の哲学を持っている。だから、憲法に関する彼の発言には説得力がある。

 

 実際、連日のように党本部で行われている自民党新憲法起草委員会の分野別小委員会では(当選1回ながら)議論のリードオフマン役を果たしていると言っても過言ではないだろう。今日の対決でも、ひとつひとつの言葉がとても正確で、かつ論理的だった。国会議員同士が、憲法について(カメラの前で)ここまで本音で語り合ったというのは初めてだと思う。「今日の2人の議論は、出来るだけ多くリピート(再放送)をかけてくださいね!」プロデューサーにそうお願いしておいた。

 

追伸:

1.夕方。河野太郎氏から携帯に電話が入ってきた。「あ、一太さん。太郎です。急のことで申し訳ないんですが、今晩、ちょっとだけでも時間ありませんかねえ。実は僕の知り合いで一太さんのファンがいるんです。僕の東京の後援会長を買って出てくれた大事な人なんです。今日の午後7時くらいから一緒に食事をする約束をしてるんだけど、来てもらえないかなあ。まあ、今日の今日じゃあ、無理でしょうね。」ちょっと考えてこう答えた。「夕食を一緒にというのは難しいけど、少しでいいなら顔だけは出すよ。太郎ちゃんの大切なサポーターじゃあ、会わないわけにはいかないでしょ。」

 午後6時30分。参議院議員会館の前まで迎えに来た河野太郎氏の車に乗って都内の某ホテルへ。河野太郎の東京後援会(?)の代表は、不思議なカリスマを漂わせた上品な女性だった。会うなりむこうから話しかけてきた。「私がテレビをつける度に、どういうわけかあなたの顔が映るのよ。え?夕食を食べる時間はないの。まあ、残念ねえ。」ペコリと頭を下げながら答えた。「バタバタしていて申し訳ありません。太郎ちゃんは未来のリーダー候補の一人ですから、ぜひこれからも応援してあげてください。またいつかゆっくりお話出来るのを楽しみにしています!」

 

 そう言えば数日前の夜にも、野田聖子代議士から同じような内容の電話があった。「あ、いっちゃん?聖子です。あのさー、今、地元(岐阜県)の支持者の人たちが上京してきて都内で懇親会やってるんだけど、そのうちの一人が山本一太のファンだって言ってるのよ。悪いけど、今、ちょっと電話で話してくれない。」「へえ、聖子さんの後援会にそんな人がいるなんて嬉しいなあ。もちろん、いいですよ。」50代くらい(?)の感じのいい男性だった。短くこんな会話を交わした。「あ、山本一太さんですか。あなたがテレビでいつも真面目な表情をしているところが気に入ってるんです。応援してますよ!」「ありがとうございます。野田聖子さんの応援団の方から、そんなこと言われるなんて光栄です。これからも未来の総理候補をしっかりサポートしてください!」

 

 正直言って、ちょっと感動した。世の中は広い!このニッポンに「山本一太ファン」が少なくとも2人はいる。(笑)それも、河野太郎と野田聖子という次世代スターの支持者の中に!!

2.午後6時。新憲法起草委員会(改正及び最高法規小委員会)が終わった。エレベーターの前で京都選出の田中英夫代議士から声をかけられた。「山本さん。HPのレポート、読ませてもらってます。毎日、更新するなんてすごいですねえ。実は私も最近、メールマガジンを始めたんですが、一度書き始めると続けようという責任感が出てきますよね。」こんなところにも読者がいた。昔の栄養ドリンクの宣伝じゃないけど…ガンバラナクッチャ!!