昨晩放送されたTBS特番「拝啓ブッシュ大統領どの」を見たHPの読者からメールが来た。やはり「VTRが長すぎて、ゲストの討論が中途半端。あれだけの人数のパネリストを集める必要があったのか」という意見が多かった。ふうむ。もっと筑紫哲也氏と爆笑問題の掛け合いを増やすか、あるいはゲストの数を絞って「討論」に焦点をあてたほうが良かったような気もする。が、冒険に参加出来たほうは、それなりに楽しかった。(*もちろん、真剣勝負で臨んだけど。)

 

 午後3時過ぎ。議員会館の部屋で、テレビ朝日「報道ステーション」のインタビューを受けた。テーマはもちろん北朝鮮政策。「山本さんは、今後、北朝鮮にどのような対応をすることが必要だと思いますか?」という問いに対し、簡潔にこう答えた。「冷静に、戦略的に、カートを選んで経済制裁に踏み込む。もう、その段階に入ったと思います。」今晩の放送で使われるようだ。

 

 夜6時。日本中古自動車販売連合会の新年会にちらりと顔を出し、アメリカ大使館の新年レセプションに向かった。会場となった大使館スタッフの宿舎の入り口で、「タクシーは入れません!」と言われた。(*まあ、当然だろう。)車を降りて歩こうと思った瞬間に携帯が鳴った。急ぎのメッセージが残っていた。結局、レセプションの出席をあきらめ、その場で引き返すことになってしまった。残念!!

 

 午後7時過ぎ。次のミーティングの場所である都内某ホテルに到着。約束の時間まであと15分ある。ホテル内のカフェで紅茶&蜂蜜を注文した。あれ、くしゃみが出るな。花粉の影響だろうか。とにかく今日のレポートをやっつけてしまおう。

 

 さて、政治家は、大きく分けて「武将タイプ」と「公家タイプ」に分けることが出来る。横軸に「武将度」と「公家度」(戦闘力・品格指数)を取り、縦軸に「政策通度」と「党人派度」(知力・行動力指数)をとってグラフを作ってみる。自分の回りの議員がこのチャートのどこらへんに分類されるのかを考えてみると、とても面白い。(*ああ、こんなバカな表、誰にも見せられないなー(笑))

 

 一般的に言うと、武将タイプの政治家には党人派が多く、公家タイプの議員には政策通が多い。自分の基準でいくと、最悪なのは、「公家タイプで、しかも政策に弱い」政治家。他方、最良の組み合わせは、「武将タイプで政策にも強い」類型に属する議員だろう。自分は、基本的に武将タイプ(党人派)の政治家が好きだ。「公家タイプ」の政治家には全く魅力を感じない。政策には詳しくて、学歴や家柄(?)が立派で、スマートかつ小利口に立ち回るが、自ら泥をかぶったり、矢面に立ったりすることを嫌う。人気漫画「ドラゴンボール」に出てくるキャラクターにたとえれば、ナメック星人。政局を乗り切る戦闘力は極めて低く、最後の最後に勝負を逃げる。

 

 小泉総理は、間違いなく武将タイプ。しかも「戦国武将」だと思う。額の真ん中に(乱世を生き抜くための)「狂の紋章」が浮き出ている。武将型ということでは、亀井静香氏も、野中広務氏も(小泉総理とは考え方もスタイルも違うが)この類型に属する。もちろん、安倍さんも(家柄はいいが)武将タイプだ。




 戦国武将のような「ひらめき」を持った小泉首相が、妥協点の見えない「郵政民営化」実現のために、どんなタイミングで、いかなる戦略によって「突破口」を開いていくだろうか。何らかの「小泉サプライズ」が炸裂するのだろうか。

 

追伸:今週はHPのアクセスがずっと700台をキープしている。HPに送られてくる読者からの(真面目な)メールは、ほとんど自分で読んでいる。が、なかなか返事を書く時間がない。どこかでまとめて返事をしないといけないな。