朝8時。コートとマフラーを脱ぎ、白い手袋をはめて高崎駅西口の街頭に立った。約40分、国連改革の展望について語った。かなり寒かったが、マンハッタンのあの寒波に比べたら何ということはない。目の前を通り過ぎていく人々が、時折、「頑張ってね」と声をかけてくれた。少し離れた場所から大きく手を振ってくれる人もいた。もう、やめられないな。この街頭シリーズ。

 

 いったん前橋事務所に入り、熱い紅茶を飲んだ。応接室のテーブルでキーボードを動かしている。本日は午前から午後にかけて3つほど会合を回り、夕方の新幹線で東京に戻る予定だ。午後5時からは東京の事務所で国連関係者とのミーティングがセットされている。

 

 今日、47歳になった。回りの景色が少しだけ変わった気がした。