夜6時30分。群馬県JA会長の叙勲祝賀会と松島みどり代議士のパーティーをスラロームして、議員会館の部屋に戻ってきた。これからここで郵政事業民営化についてのブリーフィングを受ける。

 

 12月に入ってメディアの取材がにわかに増えてきた。自らクリエイトした「中二階」という言葉が「2004年流行語大賞」のベスト10のうちのひとつに選ばれたりして、「ちょっといい気になってるんじゃないか」と思うむきもあるかもしれない。が、自分は(こんな程度のことで)けして油断したり、調子に乗ったりしていない。(*いくらラテン系でも、そこまで脳天気ではない。)

 

 「中二階発言」の波紋も、「新世代総理を創る会」の活動も、確実に自分の政治活動に対する党内外からのプレッシャーを増幅させている。これまでは「こんなマイナーリーグのちびっ子参議院議員のことなんて大して意識されているはずがない」と思ってきた。が、「中二階以上の世代」や「参院自民党のカラクリを守ろうとする勢力」からの不良度マークは(大物議員でもないのに僭越な言い方ですが)一段レベルアップしたと考えていいだろう。(*ま、簡単に言うと「首にかけられた賞金額」が少し上がったというところだろうか。)

 

 山本一太の活動を応援し、支えてくれている大勢の人々には申し訳ないが、明日、政治の世界から引きずり下ろされることだってあるだろう。大袈裟でなく、今日が政治家としての「最後の一日」になるかもしれない。片時もその覚悟を忘れず、一日一日を(後悔しないように)全力で駆け抜けようと思う。これからも、自分のやっていることを他人に責任転嫁するような卑怯なことは一切しないようにしよう。来年も自民党を(政治を)変える「改革確信犯」のひとりであり続けるために。