午後10時30分。草津町での会合を終え、軽井沢駅から最終の東京行き新幹線に乗った。さすがに車内販売は回って来ない。意識を失う前に、今日2本目のレポートを仕上げておこう。

 

 本日午後のイラク特別委員会で質問に立った。時間は20分。自己採点すると50点くらいだろうか。時間が限られていた上に、早朝に発覚した国籍不明潜水艦による日本領海侵犯事件にも触れざる得なかった。ま、こんなもんでしょう。

 

 午後3時から国家基本政策委員会。いわゆる「クエスチョン・タイム」のことだ。小泉総理と岡田民主党党首の45分間の対決を、総理の真後ろの席から観戦(?)した。岡田党首の質問:「総理。イラク特措法にある(非戦闘地域)とはどんなところなんでしょうか。答えてください!」に対する小泉総理の応戦:「自衛隊の活動しているところが非戦闘地域なんです!」(*総理の意図するところは分かるが、いささか乱暴な説明だ)には、一瞬(正直言って)ドキッとした。が、岡田党首は(いつものとおり)総理を攻めきれなかった。普通の首相なら多少は窮地に追い込まれるところなのに、小泉さんが言うと何となく通ってしまうところがある。ううむ。これって「天賦の才」だな。

 

 「クエスチョン・タイム」の後で、再びイラク特別委員会。終了後、議員会館事務所で明日の日程の打ち合わせをやり、そのまま東京駅へ向かった。夕方の新幹線で軽井沢へ。迎えに出ていた地元スタッフの車で草津温泉へ移動。某ホテルの宴会場で行われていた前橋市の女性後援会「すずの実会」の懇親会に飛び込んだ。メンバーは会の幹部を中心とする約40名。畳の上をくるくる動きながら、一人一人と握手をし、写真を撮った。出席者からのリクエストに応え、カラオケ・ワンマンショーに突入。トークを交えながら、4曲も歌ってしまった。「すずの実会」のことについて少し書こうと思ったが、瞼を開けていられない。今回はここまで。

 

追伸:「クエスチョン・タイム」の舞台は参議院本館の委員会室。小泉総理と岡田党首の一騎打ちを最後まで見届けた。部屋を出ようとしたところで、平沼赳夫氏(前経済産業大臣)に遭遇。「おう、山本君か。」「あ、平沼先生、ご迷惑をかけているようで。」平沼氏とのやりとりについては、次回のレポートで。