昨晩、赤坂近辺のレストランで外務省のスタッフ3名と夕食をとった。いずれもエース級。新しい政と官の文化の中で一緒に外交を創っていきたいと思えるタイプの外務官僚たちだ。イラク問題から極東条項、米軍の再編成問題に至るまで、本音で議論をぶつけあった。

 

 午後10時過ぎに店を出た。雨はおさまっていたものの、道路は半分水浸しの状態。15分ほど歩いた末、やっとタクシーをつかまえることが出来た。タクシーの運転手いわく、「お客さん、国会議員の山本さんでしょ?(*自分の名前を知っている人がいるなんて驚きだ。)あ、そう。15分くらい前に出てきたんですか。ラッキーだなあ。さっきまでは、すっごいどしゃぶりだったんですよ!」

 

 さて、本日のスケジュールは、朝8時の自民党部会から始まった。党の外交調査会に招かれたミッキー・カンター氏(元USTR代表)から、米国大統領選挙の話を聞いた。内容はオフレコという約束なので書かない。が、大統領選挙は、とにかく「恐るべき接戦」のようだ。

 

 昼は清和政策研究会(森派)の総会。昼食会を10分で抜け、そのまま外交防衛委員会の理事懇談会へ。午後2時からは韓国CDプロジェクトに関する会議。韓国某レコード会社の社長らと、CDのコンセプトや今後の製作プロセスについて打ち合わせた。

 

 午後6時。虎ノ門で開催された全国測量設計業協会連合会・全国会長会議の懇親会に参加。続けて都内某ホテルで行われた葉梨康弘衆院議員のパーティーに出席した。

 

 腕時計の針は、午後7時30分を示している。六本木のスターバックス・カフェで、熱い紅茶(アールグレイ)をすすりながら、キーボードに指を走らせている。次の会合まであと30分。ふう。本日も、何とかタイムリーなレポートを掲載出来た。

 

追伸:午後8時からの会合は、自分がセットした。参議院の同僚である田村耕太郎氏と吉田博美氏を招き、すっかり遅くなってしまった田村さんの当選祝いをやることになっている。参院の最大グループに属するこの2人、タイプは違うが、それぞれ有能で、チャーミングな政治家だ。田村耕太郎氏のことは一度このレポートに書いた。長野県議会出身の吉田博美氏は、とにかくネアカで芸達者だ。地方議会からの叩きあげにもかかわらず、柔軟な発想と新しい感覚を持っている。

 今日の午後にエレベーターの前で立ち話をした山下英利参院議員もそうだけど、こうした魅力のある同僚議員とは「派閥の枠にとらわれずに」つきあえたらいいのになーと思ってしまう。が、旧態依然とした参院自民党という空間では、なかなか思うにまかせない。まあ、いいか。時代は猛スピードで変わっている。近いうちにきっと(何の気兼ねもなく)一緒に活動出来る時期が来るだろう。だいたい、先生に可愛がられる優等生より、危ないことばっかりやってる不良と付き合ったほうが面白い。絶対に。