朝から午後2時過ぎまで地元で企業訪問をやった。国会がスタートする10月中旬までに(特に平日を使って)県内の支援企業を一回りしておかねばならない。会社の数が最も多い県都前橋を攻めた。ふう。あと一日あれば、何とか一巡出来るだろう。

 

 午後3時前の新幹線で東京へ。いくつかの「悪巧み」や省庁のブリーフィングをこなし、夜は都内のホテルで行われた中華人民共和国建国55周年祝賀レセプションへ。着任したばかりの駐日中国大使(王毅前外務次官)と言葉を交わした。続けて3人の若いジャーナリストと会食。内閣改造や今後の政局について、熱い議論を戦わせた。やる気のある人間とやり合うのは心地がいい。少し遅れて参加した某TV局の女性キャスターは、とても素敵なパーソナリティーだった。

 

 夜10時45分。今晩3つ目のミーティングへ。話題の「中二階」について取材を受けた。今回の内閣改造後に「士志の会」が発信した「中二階と言い出したヤツのことを一生忘れない!」というコメントにはいささか驚いた。が、昨日の平沼赳夫氏の発言:「早く中二階から屋上に行きたい」は、ユーモアセンス(余裕)のある、カッコいいセリフだと思った。さすがは盟友の水野賢一衆院議員が尊敬する先輩。このエピソードについては、改めて書きたい。

 

追伸:

1.久々に地元の銀行を訪ねた。役員応接室で、2人の最高幹部と20分ほど話した。「一太さん。政治の世界でもどこでも同じだと思うけど、理屈や理論だけで世の中は動かない。(利口バカ)という言葉もある。やはり(情緒力)というものを大切にしたほうがいいですよ。」というアドバイスをいただいた。ふうむ。「情緒力」って、いい言葉ですね。

2.朝から知り合いの記者が同行取材。日頃の地道な政治活動をそのまま見てもらった。自分はメディア頼みの単なる「パフォーマンス政治家」ではない。有権者との直接のコミュニケーションも「真剣勝負」でやっている。そのことを、きっと感じ取ってもらえたと思う。