ちょうど午後10時20分。草津温泉の某ホテルの部屋でくつろいでいる。先ほど、「おにぎり」と「みそ汁」で栄養を補給。食休みをしながらパソコンの電源を入れた。ふう。今日もあっという間に一日が終わった。

 

 さて、本日は夕方まで東京日程。午後1時から4時まで、TVタックル2時間スペシャル「怒りの憂国バトル」(10月4日放送予定)のスタジオ収録に参加した。何しろ、ゲストの国会議員だけで11人。ビートたけし氏や浜田幸一氏を含むレギュラー5人に評論家2名を加えた18名という大人数のバトルだった。当然、思ったようには発言できなかった。(*いつものことだけど…(笑))とにかくこの「ハスキー・ボイス」をどこかで治さないと。

 

 収録の風景(同僚議員の様子)を振り返ってみると…まず、番組準レギュラーの原口一博氏は発言時間も露出度もトップ。まさに「ミスターTVタックル」だ。準準レギュラーの安住淳氏のコメントには、なかなか説得力があった。安住氏は、自民党若手議員の間では「なんだあの勘違いした態度は」とか言われて、人気がよくない。正直言って自分もあまり好きじゃない。(安住さん、ゴメン!)でも、今回の発言を聞いて、ちょっとだけ見直した。

 

 敬愛する武見敬三氏の主張は、常に明確で論理的。勉強になった。さらに、「TVタックル」という番組自体を作った主要メンバーの一人である舛添要一氏は、もはや王者の貫禄。前回、初めてのタックル主演では「あまり発言出来なかった」なんて言っていた世耕弘成氏は、シャープな意見を連発していた。北朝鮮問題では平沢勝栄氏の独壇場。相変わらず存在感は抜群だ。松原仁氏は(人柄はチャーミングだけど)ひとつひとつのコメントが不必要に長い。そして、のどをやられている山本一太は…声を絞り出すので精一杯の状態だった。

 

 収録が終わるや否や、テレビ局側が用意したハイヤーで東京駅に直行。午後5時前の新幹線をキャッチした。軽井沢駅で降り、待機していた地元秘書の車で草津温泉へ。大事な弔問をすませ、午後7時過ぎに「草津中学校同級会」(ほとんどのメンバーは小学校も一緒)の会場に飛び込んだ。40人近くの懐かしい顔が並んでいた。

 

 「いっちゃん、久し振りねえ。小学校の時、放課後に私に雪玉をぶつけたでしょう。ひどいよ!(*あのねえ、35年前のことじゃんか)」「いやあ、あの時はすみません。子供の愛情表現ってやつだよ。」…「中学校の時、私のお弁当のおにぎり、食べてたでしょう?」「あの頃は、お世話になりました。高校も近かったよね。」…「私のこと、忘れてたでしょう。私はちゃんと憶えてるのに。」「忘れるわけないじゃない。中学時代に(温泉祭りの女神)に選ばれたマドンナを!参議院選挙に当選するより、女神に選ばれるほうが難しいんだから。」…「なあ、一太さあ。月曜日には組閣があるんじゃないのか。こんなとこに来てて、いいんかよー」「おまえさあ、分かってて言ってるだろう。そんな可能性があったら、草津まで来てないよー(笑)」「うちの子供がね。いっちゃんがTVに出ていると、(あ、一太だあー)って叫ぶのよね。」「そりゃあ光栄だけど、ほとんど動物みたいに思ってるんじゃないか。」…「オレ、今、赤坂のオフィスに勤めてるんだ。国会、近いよな。」「今度、議員会館の事務所を訪ねてくれよ。」…

 

 最後は同級生の女性チームに囲まれて(もちろん男性は一人)記念写真を撮った。ううむ。こんなにチヤホヤされることは、もう一生ないだろう。自分はこの草津で生まれて、草津で育った。まさにピュア「上州人(群馬県人)」だ。こんな素敵な故郷があって、同じ時代を過ごした同級生がいるなんて、本当に幸せだと思った。

 

 さあ、レポートはこのくらいにして、ひと風呂、浴びてくることにしよう。明日は、朝から伊香保町町議選と子持村村議選挙の候補者を回る予定だ。