むかつくとき。どこかの党の若手議員が、「自分は政治にも選挙にも全くお金を使っていない。普段はつつましい生活をしている。企業献金も集めていないし、100%クリーンだ!」みたいなことを発言するのを聞いたとき。こういう国会議員にかぎって、調べてみると地元の政治活動に相当お金を使っている。その資金はどこから来てるんだよーといいたくなる。だいたい想像はつくけど、言わない。大人げないと思うから。(*こういうタイプは、放っておいてもいつか必ず「ガツン」とやられるだろう!)

 

 むかつくとき。どこかの党の政治家が、「国民年金未納を党として公表しなかった自民党はけしからん!」と批判しているのを目にしたとき。あんたも未納じゃないか!強制加入になった86年以降、国会議員になる前の時期に。でもけして言わない。自分自身の未納(86年の9ヶ月)という恥ずかしい事実は消せない。他の政治家が払ったとか払わないとかは関係ない。この失敗は今後の政治活動で埋め合わせるしかない。




 むかつくとき。間違ったエリート意識を持ち続けている外務官僚が、いかにも「政治のご判断です」みたいな顔をして説明するのを聞いたとき。ニコニコ聞いている相手(政治家)に、「こいつはイヤなヤツだ!」と思われていることさえ気がつかない感性の鈍さには唖然。政治家も騙せない外交官に、外交交渉なんて出来るはずがない。他方、新しい「政と官」の関係の中で、一緒に外交を作り上げていきたいと思う「有能で使命感のある外務官僚」もいる。それは事実だ。

 

 もうひとつおまけに、「マジに」むかつくとき。旧世代の政治家が、自分たちの政治的立場や影響力を保つためにやろうとしていることに、見えすいた政治的「大義名分」をでっちあげようとするとき。詳しい解説は…やめておこう。

 

 最後に、「超」むかつくとき。「おまえは誰のおかげで政治家になれたんだ、ええ?次の選挙に出るのはやめるか?ええ?」と言われたとき。次にこういうことがあったら、その場できっちり反撃し、このHPに書く。政治家として覚悟を決めた。恐れるものは何もない。

 

 今回はここまで。むかつくことはいっぱいあるが、「むかつくとき」シリーズその2で。