昨日は、時差ボケとシリア出張の疲れで完全にダウン。東京の部屋に戻ってシャワーを浴び、そのままベッドに倒れ込んだ。いつもなら海外出張から戻ってすぐ活動を開始する身体の機能が働かない。午後は気力を振り絞って出張中に書くはずだった手紙を書き、新聞記事をまとめてフォローし、さらに新世代号による「全国キャンペーン」のスケジュールをチェックした。

 

 本日は午後8時起床。午前中に党本部で行われた一連の部会(平成17年度予算関係)はパス。昼は赤坂の某レストランで上京してきた山本事務所の元インターンと昼食を食べた。当時大学4年生だったK君は群馬県出身。以前より逞しい表情になっていた。この4月からNHKの記者として仕事を始めた彼の最初の赴任地は鹿児島支局。いつも首にかけているという大きなプレート(NHK新人記者という文字と若葉マークが印刷されている)を見せながら、「連日、警察回りと事件の取材でとにかく忙しくしてます。でも、陶器の展示会とか小学校のイベントとか、ホッとするような仕事もあるんです。いろいろな人に会えるのは楽しいですね。え、鹿児島の人ですか?それが、すごく親切なんです」と話していた。忙しくて「なかなか彼女が出来ない」と笑うK君を、「大丈夫。そのうち、いいことがあるよ」と励ました。

 

 午後は幾つかのミーティングや打ち合わせを挟んで、全国キャンペーン第一弾(関東・関西方面)の日程調整に取り組んだ。明日27日の午前中に予定していた千葉県での遊説を(ちょっとした手違いで)延期せざる得ない状況に。実質的な全国遊説の皮切りは28日の東京ということになった。水野賢一衆院議員と電話で相談し、9月4日に改めて千葉県に入ることを決めた。東京では有力な新世代総理候補の一人である石原伸晃大臣にも街頭に立ってもらいたかったが…今回はどうしても時間が合わない。(*というより、こちらの連絡が遅すぎた。佐藤秘書官、ごめんなさい!)次回のキャンペーンではぜひ「新世代号」に乗っていただくことにしよう。伸晃さんは(日程さえ合えば)きっとやってくれる!そういう人だもの。

 

 それと…やはり京都での遊説にはもう少し準備が必要なようだ。数ヶ月前に京都の自民党本部で講演した時には若くて元気な県議や市議が大勢いたんだけどなー。まあ、コアになるメンバーがいないし、考えてみたら前原誠二氏や福山哲朗氏といった民主党の次世代エースの本拠地でもあった。ううむ。福島県は知事選挙の真っ最中。出来れば根本匠衆院議員と郡山駅かなんかに立ちたかったんだけど、さすがに選挙妨害になってしまう。根本氏に電話をかけて、「第2弾のキャンペーンをやる時には、ぜひ福島でやらせてください」とお願いした。根本さんはいつものソフトな口調で、「いいよ。自民党の次世代にこれだけの人材がいるということをしっかり示しておくのはいいことだ」と話していた。そうだ。前回の衆議院選挙で惜敗した上野賢一郎氏のいる滋賀県にも入りたいが…これは、上野選挙を実質的に切り回していた同僚の山下英利参院議員に相談してみよう。(*本当なら、山下さんとか鳥取の田村耕太郎氏なんかは「新世代総理を創る会」に誘いたかった。)それにしても、それぞれ「一国一城の主」である国会議員の日程を合わせるのは、本当にホネの折れる仕事だ。ええと、この流れでいくと、東京ー愛知ー兵庫ー滋賀ー和歌山ー大阪ー千葉ー神奈川(8県)というルートになりそうだ。第一弾のキャンペーンとしてはまずまずといったところか。

 

 そんなことをやっているうちに、あっという間に1日が終わった。午前2時を回ったが眠れない。おかしいなあ。時差ボケなんて通常なら1日で治るはずなんだけど。

 

追伸:妻の体調はかなり回復した。昨日、成田空港に到着したのは午前7時30分。午前中にかかりつけのドクターに診てもらった。「風邪からきた症状」という診断だった。東京の部屋で数時間休み、(驚いたことに)同じ日の夕方の便でインドネシアに再び出かけていった。「今回の仕事はキャンセルして、ゆっくり休んだほうがいいよ!」と何度も勧めたが、どうしても会議で発言しなければならないことがあるらしい。「大丈夫よ。薬も持ったし、無理はしないから。」




 シリアから戻ったその日にまた出かけるなんて…さすがは戦う国際公務員。うちの奥さんながら、ガッツ(体力も)あるじゃんか!!