午前5時に鳴った目覚ましの音に身体が反応した。昨日の40分の遅れを取り戻すというわけではないが、東京駅から予定より10分早い新幹線に乗った。昼までに妙義町と伊香保町の新盆回りを終え、再び東京へ。午後からは議員会館のオフィスに陣取り、夕方まで電話をかけまくった。8月27日からスタートする新世代号(「新世代総理を創る会」のキャンペーン・カー)による全国キャラバン第一弾(関東&関西)の日程調整をするためだ。明後日には、数名の若手議員とともに中東諸国と日本の「ヤングリーダー会議」が開催されるシリアに飛ぶ。その前に出来るだけ遊説のスケジュールを固めておかねばならない。とりあえず、9月5日の神奈川キャンペーンが決定した。千葉、東京から始めて、愛知、和歌山、大阪、兵庫という流れになりそうだ。

 

 夜9時。アコースティック・ギターを抱えて、久々に赤坂の音楽スタジオに入った。実は、5年前に書いた日韓関係のバラード「一衣帯水」を、韓国のレコード会社から発売するという話が持ち上がっている。6階の狭いピアノスタジオを1時間ほど借りた。友人の作曲家を呼び、ピアノの伴奏で1時間ほどオリジナル曲を熱唱した。日頃の政治活動でたまっていたストレスが、すーっと消えていく感じがした。ここ1ヶ月ほど、山本一太の政治活動をフォローしている某TV局のクルーがカメラを回していた。音楽セッション(?)が終わった後、取材に来た記者が、「うーん。やっぱり音楽っていいですね。この活動、うけますよね。」とつぶやいていた。

 

 政治家として何か主張したいことがありますかと言われて、カメラの前で1分間スピーチをやった。(*ま、使われないと思うけど。)「音楽は民族も、国籍も、宗教も、世代も、すべてを超越するメッセージだと思っています。たとえば、アメリカの大統領よりビートルズのほうが世界に与えた影響は大きいかもしれない。ボブ・マーレーのレゲエがジンバブエの政治を変えたんです。政治や外交への思いを織り込んだオリジナル曲を作って歌うというのは、自分にとっては真面目な政治活動なんです!」9月4日には、昨年に引き続き「高崎野外ロックフェスティバル」(参加者約1万人)に出演する。ちなみに、今年は、ここのところ休んでいた「地元ライブ」も復活させたいと思っている。