早朝の新幹線で高崎へ。本日の新盆回りは、高崎市を中心とした群馬県西部。朝から晩まで…訪問先に車を止め、インターフォンを押し、家に上がって線香の火をつけ、遺影の前で手を合わせ、名刺だけを置き(*これはすっかり定着)、お茶を一杯いただき、短い会話を交わし、焼香の「お返し」をお断りし(*上州は義理・人情の文化、これが一番難しい)、玄関で深く頭を下げ、再び車に乗り込む…というプロセスを繰り返した。「ああ、この人も亡くなったのか。あんなに元気だったのに。」改めて世の無常や人の命の儚さを感じた。一日一日を大切に生きたいと思った。

 

 東京に戻る新幹線の中で携帯のメッセージに気がついた。愛知の大村秀章衆院議員からだった。「あ、一太さん。今日も朝から100件以上の新盆回りをやり、夜は盆踊りに出まくるというのをやってます。そっちも忙しいと思うけど、ま、頑張ってください。」お盆の挨拶回りは、政治家にとって重要な年中行事。地元の支持者と心をつなぐ貴重な機会だ。全国で同じように飛び回っている仲間の顔が浮かんだ。

 

 おっと。もう午前1時か。紅茶はやめて、林檎ジュースを一杯飲むことにした。今から寝れば少なくとも4時間は休める。明日15日は、最も忙しい日程。しっかり目覚ましをかけておかないと。