朝8時30分。高原の新鮮な空気を吸い込んで、草津の町に飛び出した。東京では記録的な暑さが続いている。が、草津温泉は快適な避暑地。夜は20度以下になるので、少し肌寒い感じさえする。硫黄の匂いがたちこめる「湯畑」から狭い商店街の道を抜け、最初の訪問先へ。お線香をあげ、遺影の前で手を合わせた。吾妻郡を中心に、終日、新盆を迎えた支持者の自宅を回った。

 

 昨年、日本有数のラリー選手だった友人が、若くして病魔に倒れた。草津を愛し、モータースポーツを愛した彼女を偲んで、ご両親が娘のために橋を寄贈した。まるでモネの「睡蓮」のような池にかかったモダンな橋の上に立って、緑に囲まれた水辺と遠くに見える山々を眺めた。故郷の美しさを改めて発見した気がした。

 

 夜の新幹線で東京に戻った。ベトナム料理の店で某外務官僚と会食。社会開発や国連改革等について意見を交わした。インテリジェントな人物と議論するのは、なんと心地のいいものだろう。

 

追伸:

1.総理の夏休みが終わったら、どこかで小泉首相に会いに行こう(時間を作ってもらおう)と思っている。

2.昨日から今日にかけて何百キロ走っただろうか。これから16日まで、全県一区の選挙区(鶴舞う形の群馬県)を疾走する。その後はシリア出張、さらに「新世代号による全国キャラバン」と続く。気がついたら「夏」は終わっているだろう。