もうすぐ午前12時。明日の飛行機で米国に飛ぶ。スーツとワイシャツにアイロンをかけ、書類を整理し、パスポートと切符を確認。出張の準備がほぼ完了した…と思うんだけど、何か大事なことを忘れているような。紅茶を飲んで一息入れることに。そうだ。今日のレポートを仕上げるのはこのタイミングしかない。

 

 本日は昼過ぎに東京の議員会館事務所に出勤。2人のインターン(東大生と中国の留学生)と近くのマクドナルドでランチを食べた。今月下旬に予定している中国出張にはこの2人を同行させることにした。本の出版に合わせた北京でのシンポジウムに同席してもらうことはもちろん、中国の大学生と意見交換する場面を作りたいと思っている。二つの「可能性の塊」には、山本一太という政治家と一緒にいなければ出来ないことを経験させたい。

 

 午後は米国(ワシントンDCとニューヨーク)滞在中のアポイントの確認とその後の中国出張の日程調整に費やした。夜は久々に友人のマスコミ関係者とカレーを食べながらの懇談。自民党が危機的状況にあるという認識で一致した。

 

 民主党に一議席を奪われた選挙の「残像」が、なかなか頭から離れない。選挙については、言いたいことが山ほどあり過ぎて頭が整理出来ない。これから4日間は米国での活動に専念する。少し頭を冷やしてから、ゆっくりメッセージを発していくことにしよう。

 

追伸:昨晩は午後6時からクウェートの首相との懇談。続けて、午後8時から日本とヨーロッパを考える第一回の勉強会。最後は午後10時30分から雑誌の取材というスケジュールだった。某雑誌の記者がニコニコしながら言った。「レポート、いつも拝見してます。岡田党首の誕生も参院選挙の民主党躍進も、山本さんの予想が見事に当たってますね。(*そう言えば、昨年12月のレポートで、夏の参議院選挙は自民党に厳しい結果になると書いた憶えがある。)」「まあ、自民党の参院での議席の減少は、いわば政治の大きな流れですからねえ。」(*ここでしばらく持論を展開。)別れ際の記者の言葉が印象に残った。「山本レポートを読むと、実際の政治家の生活や政界の雰囲気が分かるんですよね。特に(話には聞いていたけど、参議院ってのはやはりそんな雰囲気なのか)みたいな。」ふうむ。伝わるところにはちゃんと伝わってるんだな。「直滑降レポート」も捨てたもんじゃないぞ。ちなみに昨日のアクセス数は約1500、今日は900を超えた。少しずつ読者が増えているような…。