某候補者の遊説に同行し、朝から吾妻地域を回っている。本日は、各拠点の演説会に参加しながら、終日、応援演説をやる予定だ。遊説カーより一足先に街頭演説の場所に入り、ハンドマイクを肩に下げたまま集まった支持者に支援を訴え、次の場所へ向かうというプロセスを繰り返す。候補者を乗せた遊説車が来た後では、まとまって話す時間が取れないからだ。

 

 ここ数日、郡部でも民主党の候補者の票が増えている感じがする。マスコミ各社の世論調査の他に、手持ちの具体的なデータがあるわけではない。が、毎週末地元を歩いてきた政治家としての「第六感」がそう囁いている。うーむ。野党の候補者が世論調査の数字以上に得票を伸ばしてくる可能性がある。「危険な兆候」というより、すでに「危険な状態」だ。

 投票日まであと5日。誰に投票するか決めていない人が3-4割いると言われている。この未決定の票にどこまで食い込めるかが、接戦を勝ち抜けるかどうかの分かれ目になるだろう。保守王国の牙城(自民党2議席)を守るため、候補者本人と選対が心を一つにして、最後まで全力で戦う。シンプルだが、これしか方法はない。

 

 遊説日程の前半が終了。これから後半に突入する。「ポーク生姜焼き定食」で栄養はバッチリ補給した。さあ、後半戦もベースを上げて頑張ろう。

 

追伸:昨日、地元を走る車の中から安倍幹事長の携帯に電話を入れた。一昨日応援に入った山口選挙区の岸信夫候補(幹事長の実弟)の選挙の状況について、感じたことを率直に報告した。安倍氏は、「そうだね。最後まで気を引き締めていかないといけない」と話していた。