午後4時から参議院本会議。特定船舶入港禁止法(法律の最終的な名前は少し変わったようだが)がついに成立した。衆議院の国土交通委員会から委員長提案として参院に送られてきたこの法案の成立のために、自分を含む6名の衆参議員がどんなに汗をかいたか、「停滞の府」(参議院)ではほとんど知られていない。だから、本会議場で一言でも言葉をかけられたり、肩を叩かれたりすることはなかった。法律が採決された瞬間、回りに気づかれないように小さくガッツポーズを取った。小林温参院議員もきっと同じことをしたに違いない。
自民党の有志議員6名で「対北朝鮮外交カードを考える会」を立ち上げたのは、今から1年半前だった。この会で、北朝鮮に対する外交カードとなる2本の経済制裁法案(改正外為法と特定船舶入港禁止法)の原案を練り、自民党の関係部会をクリアするために奔走してきた。最初は党内に慎重論が多かった。けして楽な道のりではなかった。(*一度、過去のレポートをチェックしてみてください。)だから、ちょっとばかり感動した。すでに成立した改正外為法に引き続き、本日、遂に2つ目のカードが政府に装填された。
この法案は与野党(自民・公明・民主)合意のもとに成立した。が、与党、特に自民党内で賛成を得られなければ、どんな議員立法も成立しない。最後のカッコいいところで登場して、「これは全部自分がやった仕事だ」みたいな顔をする政治家もいる。が、この2本の法律を実現した原動力は、間違いなく6人の自民党国会議員だった。与党内調整や与野党のすり合わせの過程で多少の修正や加筆はなされたものの、基本的には、我々が練り上げた条文のほとんど生かされる形の法律になった。
本会議の後、水野賢一衆院議員の携帯に電話を入れた。「あ、水野さん。船舶の法律、ようやく成立しました。本当にご苦労様でした。」法案の提案者にもなった水野氏は、ホッとした様子でこう言った。「いや。そちらこそ、お疲れ様でした。それにしても、よく2本とも成立しましたねえ。ニュースでもしっかり報道されてましたよ。」法案の提案者になった水野さんも、感慨深げな様子だった。「どこかで、打ち上げをやりましょう。もちろん、6人で。」「いいですねえ。ぜひ、そうしましょう。」
追伸:午前1時になった。レポートを切り上げて、熱いお湯につかることにした。明日も参院選挙の応援。夕方の電車で神奈川県に入る予定だ。