午前中。参議院選挙の応援で、埼玉県に入った。所沢駅前で、今月公示になる参院選に立候補を予定している関口昌一参議院議員と並んで街頭演説に立った。数ヶ月前、衆院選挙の補選で当選した30代の柴山昌彦衆院議員や、元気のいい県連の青年部(50代以下の県議や市議)も一緒だった。

 

 本人の演説の後、深呼吸をしながらマイクを握った。関口参院議員がいかに真面目に政治に取り組んでいるか、なぜ、小泉改革が必要なのかを、ハートを込めて訴えた。演説会終了後、青年部のスタッフと本人を囲みながら、商店街を練り歩いた。商店街を出たところ(デパート前)で、再び街頭演説。すでに痛めていた声の調子が、さらに悪化した。

 

 夜。アイルランドの出張から戻った妻と、遅い時間の映画「ザ・デイ・アフター・トモロー」を観た。突然起こった地球的な気候変動によって、全世界に異常気象が発生し、北半球が氷河期に入るというストーリーのSF映画だった。メッセージは極めて明快。「人類は環境問題に真剣に取り組まねばならない、さもないと大変なことになる」ということだ。ニューヨークを襲う津波やロスで発生する竜巻のCG(コンピューター・グラフィクス)映像は、迫力があった。ううむ、凄い。本当に同じことが目の前で起こったとしても、実際にこう見えるだろう。さてさて、インターネット上のバーチャル総裁選挙は、どこまで本物に近づけるだろうか。

 

追伸:柴山昌彦代議士には「大化けする」可能性を感じる。先輩議員として(?)ひとことだけ、こうアドバイスした。「柴山さん、本当の試練は次の(補選ではない)選挙ですよ。バランスを取りながら、しかし(政治家としての存在感を示せるように)しっかり突き抜けてください!」彼は頷きながら、こう答えた。「ハイ、次の選挙が大変なのは、十分に理解しています。ひとついいことは、次の総選挙まで少し時間がありそうなこと。この間に、しっかり基盤を固めるつもりです。政治家としての自分の姿勢は…具体的な行動で示していきたいと思っています。」うーん、いいねえ。この言い方。