熊本空港で東京行きのフライトをキャッチした。ベルト・サインが消えたのを見計らって機内でパソコンを開いた。飛行機の最前列左側の窓際の席に座っている。右側の列の右隅には小渕優子衆院議員がいる。何やら熱心に本を読んでいる様子だ。空港で一瞬ひやりとする場面があった。チェックイン・カウンターの女性スタッフから、「霧のために熊本空港の上空を旋回している飛行機(最終便として東京へ向かう航空機)が降りられない可能性があります。その場合には東京行きの最終便がキャンセルということになってしまいます。熊本で一泊される場合は、こちらで経費を持たせていただきますが…申し訳ありません。」(*げげ、ウソだろう。)

 

 すぐに福岡空港からの最終便をチェックしたもらったが、とても間に合わない。福岡駅から東京へ向かう最終の新幹線もすでに発車した後だった。熊本での一泊を覚悟した。が、2度目のトライで、飛行機は何とか着陸。20分遅れで最終のフライトに乗ることが出来た。ああ、良かった!

 

 熊本応援ツアーを簡単に振り返ってみると…羽田から夕方の便で熊本空港へ。迎えの車で市内に移動し、午後7時から開催された木村仁参議院議員の「女性決起大会」にかけつけた。7月の参院選挙を戦う現職の木村仁氏は、元消防庁長官。政策通で人柄もいい。東大の落語研究会出身(?)だけあってユーモアセンスも抜群。なかなか魅力的な人物だ。その木村氏の大会に、山本・小渕の上州コンビ(空前絶後?の組み合わせ)が乱入するという形になった。会場となった産業文化会館は、約800人の参加者で満杯。約10分間、熱烈な応援演説をやった。女性司会者が、「まるで上州のカミナリがやってきたような、強烈な激励メッセージでした」と驚いていた。続いてスピーチした小渕代議士は、6年前、木村議員の最初の選挙の際に応援に入った故小渕恵三元総理のエピソードを紹介していた。ちょっといい話だった。

 

 温かい紅茶を飲み終わると、お、飛行機が降下を始めた。羽田に着くのは午後10時20分頃になりそうだ。明日のレポートに続く。