午後8時30分。米子空港から羽田に向かう飛行機の中にいる。ベルトサインが消えたのを見計らってパソコンを取り出した。東京までの飛行時間は約1時間10分。鳥取県内を移動するより、東京へ行くほうが早い。あ、日本茶がきた。「紅茶」って2回、言ったんだけど…まあ、いいか。日本茶も好きだし。

 

 鳥取では、2つの温泉地を回り、旅館組合の会議室に集まった経営者の前で演説したり、温泉街の旅館・ホテルを一軒一軒訪ねて参議院選挙のお願いをした。全国比例には小原けんじ氏という旅館・ホテル業界の代表も立候補している。同行してくれた地元の実力者と一緒に、「比例は小原さん、選挙区は田村耕太郎さんでお願いします!」と訴えて回った。最後は鳥取市に戻り、旅館・ホテル関係者の前でスピーチ。時間ギリギリまで声を張り上げ、空港に向かう車に飛び乗った。

 

 昼は、某温泉地のホテルで、田村耕太郎氏の早稲田大学(大学院)時代のクラスメートと食事をした。地元でタクシー会社と旅館を経営する気鋭の企業人(2代目)だ。「実は、彼とクラスメートだったというのは、ずい分後で分かったんです」と笑っていた。田村氏に関する様々なエピソードを聞かせてくれた。中身は書かない。が、改めて思った。田村さんて、真面目な人柄だよなあ。

 

 お、飛行機が降下を開始。そろそろパソコンの電源を切らないと。次回のレポートをお楽しみに。

 

追伸:

1.ある旅館のオーナーから、「あ、あんた昨日の朝、テレビに出とったね。ずい分、厳しくやられとったじゃないの(笑)」と言われた。「そうなんですよ。修行が足りないもんで。次はきっちり反撃しますから」と答えておいた。




2.別の経営者からは、「山本さん、先日のどっかのニュースで見たけど、あの北の船舶の法律の問題で境港を見に行ったんですね。鳥取はカニがあるからねえ。」と声をかけられた。「ええ。この法律、来月上旬には必ず国会で成立します。発動した場合の影響もちゃんと考えておかねばならないと思って、仲間と見てきたんです。これから北朝鮮と交渉していく上で、欠かせない外交カードなんです」と説明した。そういえば、境港の視察の件をレポートしていなかった。どこかで書くことにしよう。