午後4時。総理官邸へ。久々に飯島総理秘書官に会った。別に総理の訪朝について探ろうとか、日本テレビ騒動について事情を聞こうなどというつもりはなかった。(*実際、そんな質問はしなかった。)会話の内容には触れない。が、改めて思った。物事の真相というものは、表面だけ見ていても分からない。だから、いつも自分の目と耳で確かめることにしている。

 

 飯島秘書官の手法や官邸での役割については、いろいろな評価がある。が、一つハッキリしていることは、飯島氏が小泉総理のために(一貫して)「命がけで」やっているということだ。小泉総理の改革を(損得抜きで)応援しているというスタンスでは一致している。まあ、これ以上はやめておこう。議員会館の事務所に戻った後、総理官邸が「日本テレビの総理同行取材拒否の姿勢を撤回した」ということを知った。細かい解説は加えないが、これは「正しい判断」だと思う。

 

 昨晩の学生グループの勉強会のことを話そうと思ったが…これ以上、疲れて書けない。瞼が重くなってきた。このエピソードは、次回のレポートに回すことにしたい。

 

追伸:

1.明日の午後、安倍幹事長とアポを取った。船舶法案の扱い等について相談する。

2.年金未納問題について、小泉総理は(いつものように)菅直人前党首に対しても、小沢一郎氏に対しても、個人的な中傷や批判は一切していない。ここらへんが、小泉さんの(ナチュラルな)強みだ。

3.岡田克也氏が民主党の党首になった。民主党リーダーシップの若返りは、自民党の世代交代を促す力になる。そう予告しておこう。

4.「停滞」した組織の雰囲気は、個々の議員の覇気まで奪ってしまう。それを跳ね返すようなエネルギーを持ち続けないと。本会議の景色を見回しながら、痛感した。

5.「新世代総理を創る会」のビラ(最終案)があがってきた。あとはポスターと音楽と、そして改造中のキャンペンカーさえ完成すれば…。

6.夕方。昨晩の便で(もちろん仕事で)ヨーロッパに飛んだ妻から国際電話がかかってきた。「無事に着いたから…」という連絡だった。しょっちゅうあることなのに、なぜだろう。とてもホッとした。