午後1時20分。総理官邸で細田博之内閣官房長官に会った。メンバーは「対北朝鮮外交カードを考える会」の3名。水野賢一衆院議員、小林温参議院議員と一緒だった。

 

 就任ホヤホヤの官房長官は慎重に言葉を選んでいた。「立法府が進めている議員立法について、政府がゴチャゴチャいうつもりはない。皆さんのグループの活動は理解した。それ以上のことはねえ。誤解されて発信されちゃうとまずいからね。」それでも、特定船舶入港禁止法案の意図するところは十分に理解している様子だった。「対話と抑止のアプローチ」は、対北朝鮮外交の基本だとも言っていた。総理訪朝については(記者会見の言葉どおり)「現段階で白紙だ」と繰り返していた。そりゃあ、そうだ。総理訪朝に見合う具体的な条件の提示が依然として(政府間の正式チャンネルで)ないのだから。(…と思うんだけど。)

 

 午後3時15分から参議院国会対策委員会と今後の審議日程についてササッと打ち合わせた。午後3時30分。議員会館の部屋でパソコンを開いた。これから来日するジャン・ピン次期国連総会議長(ガボンの国務大臣)と若手議員との朝食懇談会をアレンジしなければならない。ええと、誰に声をかけたらいいかなあ。続きは、次回のレポートで。