午前から午後にかけて4時間の外交防衛委員会。眠気をこらえて必死に議論に耳を傾けた。委員会終了後、急いで議員会館事務所に戻り、米国議会の有力議員に送る手紙の賛同署名を確認した。最終的に228名になっていた。

 

 午後4時30分。上下両院の有力議員に宛てた14通の手紙と署名の原本を持ってアメリカ大使館へ。自民党の小林温参院議員、民主党の松原仁衆院議員とともに、べーカー駐日米国大使と会った。べーカー大使の反応は極めて好意的だった。大使は、「本日の共同ニュースで、アーミテージ国務副長官が、米国政府として2003年版国際テロ報告書のテロ支援国家リストに北朝鮮を入れることを決めたという発言をしたと聞いた。これは正式なコメントではない。が、そうなることを期待している。」と前置きしながら、「あなた方の努力に敬意を表する。喜んで有力議員への働きかけをお手伝いしたい。」と言ってくれた。大物議員として鳴らしたべーカー氏らしいこんなコメントもあった。「アメリカの政治を動かす秘訣は議会だ。そこが良く分かっていますね。」

 

 べーカー大使との面談をアレンジしてくれたのは、米国大使館に務める米国人の外交官。ジョージタウン大学時代の友人だ。日本語は堪能だし、仕事は出来るし、人柄もいい。ここでも、ジョージタウン留学が役に立っている。

 

追伸:明日の午後、「新世代総理を創る会」のキャンペーン・カー(新世代号)のコンペを行うことになった。このプロジェクトの責任者である小林温氏が人脈を駆使してアレンジしたイベントだ。大学院生を中心とする4組のチームが、「新世代号」のデザイン案についてプレゼンテーションすることになっている。さて、どんなアイデアが飛び出すか。