高崎駅から東京に向かう新幹線に飛び込んだ。都内の会合場所に到達するのに、どのルートを使ったら一番早いだろうか。大宮で乗り換え?それとも上野?短縮出来たとしてもせいぜい10分程度だと思うが、出来るだけ急いでかけつけたい。ホームからホームへの乗り換えの時間も計算に入れなければならないし…ううむ。難しい選択だ。(*ライフライン、使えないしなあ。)

 

 昨晩、ある雑誌のインタビューを受けた。聞き手は政治ジャーナリストの大下英治氏。「新世代総理を創る」戦略について、存分に語らせてもらった。「新世代総理を創る会」のメンバーをどう人選したのかと聞かれて、こう答えた。「政治家として自分以上の能力と発信力、スター性がある人。ルーキーであっても山本一太より大きな潜在力と可能性を持った若手政治家を、仲間と相談して選びました。」

 

 インタビューの中で、大下氏がちょっと面白いことを言った。「山本さん。今の民主党議員の中で(もし彼らが自民党の国会議員だったら)ぜひこの会に誘いたいと思う政治家はいますか?」その質問には次のようにコメントした。「自民党の一部が党を割って民主党の一部とくっつくというような安易な(他力本願の)政界再編は起こらないと思いますね。ポスト小泉で改革が逆行するような事態になれば話は別ですが…。」そう前置きした上で、こう続けた。「万一自民党議員だったら、私が間違いなく声をかけるのは(メンバーになってくれるかどうかは別として)自分より若い次の6人。衆議院は枝野幸男氏、前原誠二氏、古川元久氏、そして細野剛志氏。参議院なら福山哲郎氏と浅尾慶一郎氏ですね。この人たちは、自分より能力があるか、ずっと大きなポテンシャル(可能性)を持ってますから。」

 

 大下氏とこんなやり取りをしながら思った。政治家として、どこかで覚悟を決めなければならないタイミングがやってくるかもしれない。あと数年のうちに。