朝8時。来日中の中国関係者と朝食を食べた。二転三転した中国での出版プロジェクトは、今度こそうまくいきそうな気配だ。最後まで気を抜かないで頑張ろう。

 

 午前10時から外交防衛委員会。委員会質疑を終えて委員会室のある参議院別館を出たところで、自民党の田村憲久衆院議員にバッタリ。田村代議士は経世会に所属する若手。ネアカで政策にも強い。その田村氏が、「一太さん。いっそのこと参議院から総理を出したらいいんじゃない。6年の任期があって、しかも衆議院を解散出来る総理。すごい力ですよ。」なるほどそういう見方もあるのかと思いながら、こう答えた。「田村さん、面白い話だけど…そりゃあ、無理だ・が・ね。」

 

 最新の世論調査によれば、国民の7割近くが今回の人質事件に対する小泉政権の対応を評価している。実際、内閣支持率は上昇した。これがそのまま参議院選挙における与党の勝利に結びつくわけではない。が、一種の政治的天才に天運がついている。この組み合わせは、ほとんど無敵(?)だ!!

 

 当初予定されていた午後の委員会質疑がなくなり、比較的余裕のある日程になった。夜の会合はすべてキャンセル。いつもより早めに帰宅した。背広を着替え、お湯を沸かして、TVをつけた。ニュースを聞きながらソファーの上でしばらく気絶。熱い紅茶で目を覚まし、今日のレポートに取りかかった。ふう。毎日更新するってのは楽じゃない。